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解剖学 - 筋系 - 単一筋肉解説

 

肩甲下筋 (けんこうかきん、英:subscapularis muscle)

 

概 要

・肩甲下筋は、上肢の中の6つある上肢帯の筋の一つ。

上肢の筋の一覧

・三角の形状で多羽状を呈し、一見扁平の筋肉のように見えるが筋腹には厚みがあり、中央部にはひも状の停止腱が存在している。
棘上筋棘下筋小円筋と共にローテーターカフ(回旋筋腱板)を形成しているが、肩甲下筋はその中でも一番大きな筋肉と言える。

・「上下の2部に分かれることがある。肩甲骨関節関節下結節・外側縁または上腕三頭筋から起こり、肩甲下筋とともに上腕骨の小結節稜に停止する小肩甲下筋が見られることがある」(日本人体解剖学「南山堂 」P299)という文章が見受けられるが、「小肩甲下筋」というキーワードでネットで検索しても1件もヒットしないので、現在はあまり使用されない言い方だと思われる。

・「Rauber-Kopsch解剖学」には以下のような解説が見られる。

変異:この筋は若干の(多くは2つの)独立した筋束からできていることがある.M. subscapularis minor(小肩甲下筋).として1つの副筋束が挙げられているが,これは肩甲骨の腋窩縁から,またしばしば間節下粗面から,あるいはまた上腕三頭筋の長頭から起って,小結節稜に停止するものである.」

起 始

肩甲骨肩甲下窩  ・肩甲下筋膜

停 止
上腕骨小結節小結節稜  ・肩関節包
イラスト
   
作 用

・上腕を内側方向に引く。また内旋させる。

神経支配
・肩甲下神経(C5・C6)
血管支配
・肩甲回旋動脈
筋連結
棘上筋
触 察

・外側縁に付着する部分は直接触察が可能

  ⇒YouTubeへの投稿動画

強 化

【チューブ・ケーブル】インターナルローテーション

YouTubeへの投稿動画(寝た状態でダンベルを使って)

ストレッチ

YouTubeへの投稿動画

他の参考

となるHP

イラストを掲載しているサイト@

イラストを掲載しているサイトA

イラストを掲載しているサイトB

イラストを掲載しているサイトC

肩の横断面を上から見た写真を掲載しているサイト(4番、肩甲骨を隔てた6番は棘下筋)

備 考