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解剖学 - 筋系 - 単一筋肉解説

 

広背筋 (こうはいきん、英:latissimus dorsi muscle)

 

概 要

・背部の浅層に位置する浅背筋のうち、第1層目にある2つある筋肉の一つで板状の大きな三角形の筋肉である。

背部の筋の全体の分類図

・「船戸和弥のHP」の「Rauber-Kopsch解剖学」ではこの筋の解説において「変異」ということで以下のように解説している。

変異:個々の筋束に分離することがある.棘突起,腸骨稜および肋骨における筋起始の欠如あるいは増加がありうる(肋骨からの起始部についてはFrey, Vierteljahrsschr. naturforsch, Ges. Zürich 1918参照).腰三角の形は,この筋が腸骨稜から起るぐあいによって異る.肩甲骨下角から出る副筋束は,大体いつも見られる.広背筋停止腱は,大円筋の腱と分けられないことが多い.過剰筋束としては,広背筋の外側縁において非常に不定であるが腱性あるいは筋性の索が7〜8%(W. Krause,  Le Double)に見られる.これは広背笏の外側縁から分れてでて,腋窩を超えて,多くは大胸筋腱の後面に終るが,また他の場所にも停止することがある.この筋束に対してランゲル腋窩弓“Langer−scher Achselbogen”という名称を用いる.
他の副筋束としては,長肘筋M. anconaeus longus(Henle),または広背顆筋M. latissimocondyloideus(Bischoff)とよばれるものがある.これは約5%に見られ,広背筋の腱または筋腹に始まり,上腕筋膜,上腕三頭筋,上腕骨に終り,なお遠く前腕の筋膜にも停止することがある.Ruge, G., Morph. Jahrb., 48. Bd.,1914.−−Bluntshli,  Morph. Jahrb., 41. Bd.,1910.

【関連語句】・腰三角 ・聴診三角

起 始

胸腰筋膜浅葉  ・第7〜12胸椎の棘突起  ・全腰椎の棘突起  ・仙骨の正中仙骨稜(5番)
腸骨稜  ・第9(又は10)〜12肋骨  ・肩甲骨の下角(一覧表6番)

停 止

上腕骨の小結節稜

イラスト
作 用
肩関節を内転、伸展、内旋させる。
神経支配
胸背神経(C6,C7,C8)
血管支配
胸背動脈(肩甲下動脈)
筋連結
棘下筋  ・下後鋸筋  ・大円筋  ・外腹斜筋
触 察
 
強 化

「逆三角形」の身体を目指しているのであれば、積極的に鍛えていきたい筋肉。発達させると、身体の正面からでも確認ができる。ボクサーなどはとても発達している。今は懐かしいブルースリーなどはよく発達していた。

【チューブ】 ローイング 【ダンベル】 ワンアームロー 【バーベル】 ベントオーバーロー 【マシーン】 ラットプルダウン 【ベンチ類】 チンアップ

ストレッチ
 

他の参考

となるHP

・解剖学的写真を掲載しているサイト

@背部筋肉群T

A背部筋肉群U(@のズームイン

B背部筋肉群V(2番)

C背部筋肉群W

D腹部断面T(写真下の上から1行目の「Latissimus dorsi」をクリックすると⇒で表示)

 ※「Next Anatomic Image」をクリックすると違う位置での断面写真を確認することができる。

E腹部断面U(17番)

 ※同ページの青字の「Next Page」や「Previous Page」をクリックすることにより、違う位置での断面写真を確認することができる。

・YouTubeへの投稿動画

@ビルダーのプルアップ

A人体標本を用いて

B表皮からだいたいの位置が確認できる動画  

備 考