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解剖学 - 筋系 - 単一筋肉解説

 

大腰筋 ( だいようきん、英: psoas major muscle )

 

概 要

 下肢の下肢帯の3つある寛骨内筋の一つである。浅頭深頭と呼ばれる2頭で構成され、その筋腹の間を腰神経叢が通っている。

 また、大腰筋小腰筋腸骨筋の3つの筋を合わせて腸腰筋と言う。大腰筋腸骨筋は共通の停止腱となって大腿骨の小転子に停止する。

下肢の筋の全体の分類図

骨格筋の形と触察法(太峰閣)」では以下のような説明が見られる。

「 大腰筋は、腹腔および骨盤腔の後面に位置する筋であるが、外側方から観察すると体幹の前後長のほぼ中央に位置する筋である。大腰筋の筋腹は、第4腰椎の高さで最も太い。」

起 始
停 止

大腿骨の小転子(一覧表3番) ※鼡径靭帯の下の筋裂孔を腸骨筋と共に通過し、共通腱となる。

イラスト
機 能
股関節を屈曲させる。  ・股関節を外旋させる。  ・腰椎を前尾方に引く。
神経支配
腰神経叢の筋枝(L1 〜 L3) ※場合によってはT12及びL4を含む。
血管支配
肋下動脈(一覧表8番) ・腰動脈 ・腸腰動脈(一覧表16番) ・内側大腿回旋動脈(一覧表8番)
筋連結
腸骨筋  ・小腰筋  ・腰方形筋  ・横隔膜(一覧表1番)  ・最長筋  ・腸肋筋
触 察
 
強 化

 姿勢と深い関係がある筋である。左右の大腰筋のバランスが崩れれば、身体は左右に傾いてしまう。また、両方の大腰筋が弱ることによって、骨盤が後傾し、下腹部が出て背骨も猫背になりがちになる。よって、姿勢をきれいにする、アンチエイジング(足腰を弱らせない)という意味でも、積極的に鍛えていきたい筋肉である。

【ボディウエイト】 レッグレイズ 【ベンチ類】 レッグレイズ 

【マシーン】 ヒップエクステンションマシーンでのニーレイズ(仮称) 【チューブ】 レッグレイズ

ストレッチ

  

 

他の参考

となるHP

解剖学的写真を掲載しているサイト

@ 骨盤内の筋肉群や動・静脈(4番が大腰筋)

A 中央に大腰筋で、小腰筋の停止腱も確認できる。

B 腎臓から鼡径靭帯にかけて、左右の大腰筋がはっきりと写っている。

C 骨盤底筋群も確認ができる。

D 人体標本を用いた解剖学的動画(腸骨筋は17秒目から)

 

E 人体模型を用いて。

備 考