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スタジオエクササイズ - バレエ - バーレッスン

 

パッセ

 

 

 「パッセ(passe)」という言葉には「過ぎる・通過した」という意味があります。バレエでは、一方の足のつま先をもう一方の足の膝にあてる動作(パ)のことになり、バーのレッスンやセンターでのアダージオなどでも必ずと言ってもよいほど出てきます。

 普段、あまり意識していなかったのですが、「前のパッセ」と「後ろのパッセ」の2種類があるようです。「あれ、いつもどっちでやっているだろう?」と改めて考えたときに、どうも前後の区別をつけずに、「次はクッペからパッセに!」などと指示された時は、どうも「膝の真横」もつま先を着けているような気がします。

 かと思うと、ピルエットのアン・ドゥオールなどで回るときは(まだまともに回れないのですが…)軸足の膝の後ろにもう一方のつま先を着けるような形(後ろのパッセ)を取った方が軸が安定するので、努めてそうしています。(この時の足の形は「パッセ」とは言わないのかな?)

 そうそう、「パッセ」のことを「ルティレ」とも呼ぶようです。ただでさえいろいろな言葉を覚えていかなければならないバレエなので、「どちらか一つに統一してくれないかな?!」とバカなことを考えているのは私だけなのでしょうか…?

 

 

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前のパッセ 

前から見たときに、上げている足のつま先が軸足の膝の前に位置して見える状態。

(イラストですが、軸足がかかとを浮かせたルルベ、腕はアン・ナヴァンになっていますが、かかとがついたア・テールだろうと、手はバーに添えていても呼称は変わりません。)

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後ろのパッセ

前から見たときに、上げている足のつま先が軸足の膝の後ろに位置して見えない状態。

 

 

 ・パッセからの前、横、後ろへのデヴェロッぺ

 

 【その他の投稿動画】

 ・いろいろなパが入っているもの

 ・ちびっこさんたちの動画

 ・パッセから軸足をルルベに

備考