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語句解説 - は行

 

半棘筋 (はんきょくきん、英:semispinalis )

 

 半棘筋とは

  

 以下は「日本人体解剖学 (上巻) 」を参考に作成した図となる。 

  起 始:頚椎および胸椎横突起および関節突起

     「筋束は少なくとも5個、通常6〜7個の椎骨を越える。」(船戸和弥のホームページ

     「起始域は第(12)11胸椎から第3頚椎」(同上)

  停 止:頚椎および胸椎棘突起後頭骨上項線下項線の間の後頭鱗

     「第(4)3胸椎から第2頚椎と後頭平面」(船戸和弥のホームページ

  作 用:脊柱を後方に曲げ、かつ一側が働くと反対側に回転する。「日本人体解剖学 (上巻)

  神 経:第2〜第8頚神経および第1〜第7胸神経後枝の内側枝「日本人体解剖学 (上巻)

  動 脈:

 

 半棘筋は、その存在する部位により以下のように、頭半棘筋頚半棘筋、そして胸半棘筋の3つに分けて考えることができる。

 
 
   

頭半棘筋( semispinalis capitis )■

 起始:上位6胸椎の横突起および下位3〜4頸椎の関節突起から起こり頚半棘筋をおおいながら上方に向かう。

    (日本人体解剖学 (上巻)

    上位6個の胸椎と第7頚椎の横突起、第4〜6頚椎関節突起(船戸和弥のホームページ

 停止:後頭骨の上項線と下項線の間の後頭鱗(船戸和弥のホームページ

 機能:脊柱の伸展、側方屈曲。頭、肋骨、骨盤の伸展(同上)

 神経:第1〜第6頚神経

 動脈:後肋間動脈の筋枝、後頭動脈の下行枝、肋頚動脈の深頚枝(同上)

・ネットで画像検索をかけると、イラストによっては頭半棘筋の上部が皮下に触察できるようなものも見られるのだが、船戸和弥のホームページには以下のような解説が見られる。⇒ 皮下に確認できるイラスト

「頭半棘筋は頚部の板状筋に完全におおわれ頚最長筋と頭最長筋の内側にある。固有背筋の外側筋群を形成する筋原基から大部分形成される。それ故に、この筋は脊髄神経後枝の内側枝ばかりでなく、外側枝の支配も受ける。この筋は複合羽状型であり、不完全に狭い内側筋束と、線維質の外側筋束に分化し、両者とも中間腱を所有する(内側筋束はときどき2つ)。」

Wikipedia」では以下のように解説している。

「The semispinalis capitis (complexus) is situated at the upper and back part of the neck, deep to the splenius, and medial to the longissimus cervicis and longissimus capitis. It arises by a series of tendons from the tips of the transverse processes of the upper six or seven thoracic and the seventh cervical vertebrae, and from the articular processes of the three cervical vertebrae above this (C4-C6).
The tendons, uniting, form a broad muscle, which passes upward, and is inserted between the superior and inferior nuchal lines of the occipital bone. It lies deep to the trapezius muscle and can be palpated as a firm round muscle mass just lateral to the cervical spinous processes.」

イラストを掲載しているサイト-T

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頚半棘筋( semispinalis cervicis )■

 起始:上位6胸椎の横突起

 停止:第2〜第6頸椎の棘突起日本人体解剖学 (上巻)

    第2〜第5頸椎の棘突起船戸和弥のホームページ

 神経:下部3本の頚神経後枝(船戸和弥のホームページ

 動脈:後肋間動脈の筋枝、後頭動脈の下行枝、肋頚動脈の深頚枝から受ける。

・胸および頚半棘筋はしばしば一単位を形成する。多裂筋と同様に、起始筋束は数個の停止筋束に分かれる。(船戸和弥のホームページ

Wikipedia」では以下のように解説している。

「The semispinalis cervicis (or semispinalis colli), arises by a series of tendinous and fleshy fibers from the transverse processes of the upper five or six thoracic vertebrae, and is inserted into the cervical spinous processes, from the axis to the fifth cervical vertebrae inclusive. The semispinalis cervicis is thicker than the semispinalis thoracis. The fasciculus connected with the axis is the largest, and is chiefly muscular in structure.」

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胸半棘筋( semispinalis thoracis )■

 起始:下位6個の胸椎の横突起

 停止:下位2頸椎及び上位4胸椎の棘突起

 作用:脊柱の伸展、側方屈曲。頭、肋骨、骨盤の伸展(船戸和弥のホームページ

 神経:上位6本の胸神経の内側後枝(同上)

 動脈:後肋間動脈の筋枝、後頭動脈の下行枝、肋頚動脈の深頚枝(同上)

Wikipedia」では以下のように解説している。

「The semispinalis thoracis (or semispinalis dorsi) muscle consists of thin, narrow, fleshy fasciculi, interposed between tendons of considerable length. It arises by a series of small tendons from the transverse processes of the sixth to the tenth thoracic vertebrae, and is inserted, by tendons, into the spinous processes of the upper four thoracic and lower two cervical vertebrae.
The semispinalis muscles are innervated by the dorsal rami of the cervical spinal nerves.」

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