フィットネスの勧め 語句解説  

語句解説

 

皮膚 (ひふ、英:skin, dermis )

 

 私たちの体を覆っている層のことで、成人男性でその表面積は約1.8平方mと畳1畳分ほどあり、重さにすると約4.8kgとなる。これは体重の約8%にもなるほどである。最も薄い皮膚がまぶたの上で、反対に最も厚いものが手のひらや足の裏の皮膚となる。
新しい細胞が常に生まれ、古い細胞ははがれ落ちるという新陳代謝を繰り返している。

 

【皮膚の働き】
皮膚には以下のような働きがある。
1. 内部組織の保護
外界からの紫外線や細菌、バクテリア、化学物質などが付着、侵入しても、それらを 無害化する働
きをしている。また、体内から水分や栄養分など体にとって必要名物質が外部に出ていくのを防い
でいる。 
2. 感覚器としての働き
皮膚には「痛い」「冷たい」といった外部からの刺激を感じ取る神経の末端が存在している。

    

1

 痛点

「痛さ」を感じる感覚で、皮膚の表面の方にある。

2

 触点(圧点)

物の大きさや形などを感じる感覚。皮膚の場所によって分布密度が異なる。

3

 冷点

「冷たさ」を感じる感覚で、温点よりも多く分布している。

4

 温点

「熱さ」を感じる感覚で、冷点よりも皮膚の深層部にある。


【皮膚の構成】
私たちの皮膚は表皮、真皮、皮下組織の3層から構成されるが、場合によっては皮下組織を含めないこ
ともある。

(表皮の構造)

1

角質層

生きた細胞はなく、核がなくなっている状態の扁平、板状の角質細胞が層状に積み重なっている。ケラチンというタンパク質の一種を含む。基底層で生成された基底細胞が角質細胞になり、最終的にはフケや垢となってはがれ落ちるまでに約28日間を要する。

2

顆粒層

扁平、釣鐘型をした顆粒細胞が2,3層で構成されている。ケラトヒアリン顆粒というガラス質状の顆粒を多く含んでいて、紫外線を反射させる。

3

有棘層

表皮の中では一番厚い層で、有棘細胞と言ってその周りにトゲが生えているような細胞が6〜10数という層を成している。 細胞間にはリンパ液が流れていて栄養分を運搬している。

4

基底層

表皮の一番底で、基底膜の上に基底細胞が一層に並んでいて、数個置きにメラニン生成細胞であるメラノサイトが点在する。この基底細胞が分裂して有棘層、顆粒層、角質層へと置き換わっていく。