フィットネスの勧め 語句解説    

 

語句解説

 

コラーゲン (こらーげん、 英:collagen

 

 

 体内においては最も多く存在するタンパク質で、皮膚、靭帯軟骨などを中心に全身に存在している。

 

【もっと詳しく】

・体内に存在しているコラーゲンの量は、全タンパク質の30%になり、そのうち40%は皮膚に、20%は骨、軟骨に存在している。また、皮膚の真皮層では、コラーゲンの割合が90〜95%となっている。

・皮膚の線維芽細胞、軟骨の軟骨細胞、骨の形成をする骨芽細胞がコラーゲンを産生する主な細胞になる。

・皮膚や骨に含まれているコラーゲンは線維状を成し線維性コラーゲンと呼ばれる。もちろん、体内のコラーゲンが全て線維状を成しているわけでなく、線維状を成していないコラーゲンを非線維性コラーゲンと呼ぶ。

・多くの型のコラーゲンではペプチド鎖が3本集まり、縄をなうようにお互いに絡み合ってラセン構造を形成する。これがコラーゲンの構成単位となりトロポコラーゲンと呼ばれている。そしてこのトロポコラーゲンがたくさん集まったものをコラーゲン細線維、それがまたたくさん集まったものをコラーゲン線維(=膠原線維)と呼んでいる。

< アミノ酸組成 >

(※資料により%にはかなり開きがあるが順番は一致。グリシンを50%はとしているサイトもある。)

 ・グリシン(約1/3) ・(ヒドロキシ)プロリン(約21%) ・アラニン(約11%) ・その他(ヒドロキシリジンなど)

 

< 働 き >

・様々な結合組織に力学的な強度を与えている。

・接する細胞に対して、増殖、分化シグナルを与える情報伝達の働きも担っている

 

< 種 類 >

 人のコラーゲンは30種類以上あることが報告されている。以下が主なコラーゲンの一覧表で、ウィキペディアを参考に作成。

 (※種類数に関しては異なる数字を示しているサイトもある)

「ヒトのコラーゲンは、約30種の異なるポリペプチド鎖の組み合わせにより19種類の型が存在します。」

1
T型コラーゲン

最も多く存在するコラーゲンで、骨や皮膚に大量に含まれ弾力性を与えている。多くの組織でのコラーゲン細線維、さらにそれが集結したコラーゲン線維の主成分となっている。

2
U型コラーゲン

軟骨に多く含まれている。眼球の硝子体液の主成分でもある。

3
V型コラーゲン

I型コラーゲンの存在する組織にはIII型コラーゲンも共存する場合が多い。III型コラーゲンは、コラーゲン線維とは別の、細網線維と呼ばれる細い網目状の構造を形成し、細胞などの足場を作っている。

4
W型コラーゲン

平面的な網目状のネットワークを形成し、基底膜の構造を支えていると考えられている。上皮組織の裏打ち構造で、上皮細胞の足場になる。

5
X型コラーゲン

I型コラーゲン、III型コラーゲンの含まれている組織に少量含まれている。

6
Y型コラーゲン

細線維(マイクロフィブリル)の成分である。細線維はコラーゲン細線維とは別の線維状構造で、直径13 nm程度で細胞外基質に存在する。

7
Z型コラーゲン

基底膜の構成成分

8
[型コラーゲン

血管内皮細胞により生成される。

 

【参考にしたサイト】

ウィキペディア

・「コラーゲンの安全性と機能性