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語句解説

 

赤血球 (せっけっきゅう、英:red blood cell )

 

 

 私たちの血管の中を流れている血球成分の一つで、血が赤く見えるのはこの赤血球による。

 

【もっと詳しく】

 赤血球も、他の血球成分(白血球や血小板)と同じように造血幹細胞から分化した細胞で、血球成分(細胞成分)の96%を占めている。以下のような特長がある。

1

形状

正常な赤血球は真中がわずかにくぼんだ円盤状だが、弾力性に富み、どのような毛細血管でも形を変えて通り抜けることが可能。

2

大きさ

直径は約6〜9.5μmで、厚いところで約2μmの厚さがある。 
※1μmは1/100万m=1/1000mm

3

構成

およそ2/3は水分で、残りの1/3がヘモグロビン

それ以外として、酵素、グルコース、炭酸、ナトリウムやカルシウムイオン等が僅かに存在している。

4

成人男性で約500万個/立方mm、女性で約450万個/立方mm。一方、幼児の場合は約690個/立方mmと言われている。

5

赤血球の「赤」はヘモグロビンによる。このヘモグロビンであるが、酸素と結合しているときは「赤色」となるが、二酸化炭素と結合していると「暗黒赤色」となる。

6

寿命

寿命は約120日。古くなったものは脾臓や肝臓で処理をされるが、その一部は新しい赤血球の素材として再利用される。  

7

働き

一言で言うと「ガス交換」を行っている。肺に取り入れられた酸素を全身の組織に運搬し、逆にそれぞれの組織で不要になった二酸化炭素を肺まで運搬している。

 

 

<赤血球の分化>

 赤血球も、白血球や血小板などの他の血球細胞と同じように造血幹細胞から分化したもので、その過程は以下のようになる。

1
骨髄内
造血幹細胞

hematopietic stem cell

血球成分の大元となる細胞

2
骨髄系幹細胞
3

前期赤芽球前駆細胞

burst-forming unint-erythroid (BFU-E)

4

後期赤芽球前駆細胞

colony-forming unit-erythroid (CFU-E)

BFU-Eが何回か分裂を繰り返して分化したもの

5
赤芽球

erythroblast

CFU-Eがエリスロポエチンの刺激を受け、何回か分裂して赤芽球になる。以下の4段階に分かれる。

@ 前赤芽球

A 好塩基性赤芽球

B 多染性赤芽球(ここまでは分裂能あり)

C 正染性赤芽球 骨髄を出る直前に核を細胞外へ押し出す。

6
血管
網赤血球

reticulocyte

まだ少量の細胞内小器官が残っているため網状に見える。骨髄中に1〜2日滞在した後に血液中に出ていく。

7

 

(成熟)赤血球
網赤血球が血中に出て、残っていた細胞内小器官も失われて成熟した赤血球になるにはもう1〜2日かかる。

 

電子顕微鏡の写真を掲載しているサイトT

電子顕微鏡の写真を掲載しているサイトU

電子顕微鏡の写真を掲載しているサイトV

 

【参考にしたサイト】

ウィキペディア

・「赤血球の分化と成熟

「赤血球」(赤血球の構造について詳しく解説しているサイト)