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語句解説 - さ行

 

造血幹細胞 ( ぞうけつかんさいぼう、英:hematopietic stem cell

 

自己複製機能  ・ 分 化  ・造血幹細胞ニッチ

 

 造血幹細胞とは (※ウィキペディアを参考に作成)

  

 私たちの血液中の赤血球や白血球、そして血小板などの血球成分は、それぞれ働きや形などが異なるが、元々は同じ細胞が分化してきたものである。それが骨髄の中にある造血幹細胞となる。

 

自己複製機能

 

 造血幹細胞には自分で自分自身を増やすという自己複製(self renewal)機能を有する。1個の造血幹細胞が2つに分裂するが、それは非対称の形になる。つまり、1つは完全な自己の複製であるが、もう1つの方は造血前駆細胞で、分化を繰り返して最終的には赤血球や血小板、そして白血球などの細胞になる。そして、常に自己複製をしているわけではなく、生体内の状況を判断して行われ、それは一生続けられる。

 ⇒ 走査電子顕微鏡を用いて撮られた写真を掲載しているサイトT

 ⇒ 走査電子顕微鏡を用いて撮られた写真を掲載しているサイトU

 

 

 ⇒ 上記の動画のPartU

 ⇒ 上記の動画のPartV

 

分 化

 

 造血幹細胞は全ての血球成分に分化することができる細胞である。常に分化をしているわけではなく、一定の条件のもとでその分化が行われる。

 まずは、骨髄系幹細胞リンパ球系幹細胞の大きく2つに分化をする。そこからそれぞれの血球の前駆細胞へと更に分化をしていく。

 

造血幹細胞ニッチ

 hematopoietic stem cell niche

※ 以下の解説は正確性に欠ける可能性がある。

 この「造血幹細胞ニッチ」に関してはまだまだ不明な点が多いようである。以下はウィキペディアの内容を簡単にまとめたものとなる。

 造血幹細胞ニッチとは

 では、なぜそのような「微小環境」が必要かと言うと、成人の骨髄では、毎日数千億個の血液細胞が造血幹細胞を元にして作られているが、その大元となる造血幹細胞はごくわずかで、

 そこで、その少数しかない造血幹細胞が枯渇しないように保護している仕組みが造血幹細胞ニッチということになる。

 そして、その造血幹細胞ニッチには、その場所の違いにより以下の2種類あると考えられている。

1
骨芽細胞性ニッチ

osteoblastic niche

骨内膜上のニッチ。骨内膜上の骨芽細胞(SNO細胞)と造血幹細胞が色々なシグナルをやり取りしながら、造血幹細胞の働きを抑制したり促進したりしている。

2
血管性ニッチ

vascular niche

以下、ウィキペディアからの引用文となる。

「骨髄内では内骨膜上とは別に、類洞血管内皮細胞に造血幹細胞とCAR細胞が接着して存在することも分かっている。これを血管性ニッチと呼ぶ。血管性ニッチでは造血幹細胞の維持に加え、造血幹細胞自身の増殖や血液細胞への分化にも多く関わっている[3]。 」

 個人的には、ハバース管を通っている血管の周囲に造血幹細胞とCAR細胞が接着して存在し、そのことを血管性ニッチと呼んでいると理解しているのではあるが…。

 

【参考にしたサイト】

参考サイト「骨髄の造血幹細胞ニッチとケモカインCXCL12」