フィットネスの勧め 語句解説  

語句解説

 

有酸素運動 (ゆうさんそうんどう、英:aerobics exercise )

 

 横文字で言うとエアロビクスエクササイズとなり、酸素を用いてエネルギー源であるATPを再合成させながら行う運動のこと。

 

【もっと詳しく】
有酸素運動について、「酸素を必要とする運動」「少し長い時間をかけて行う運動」または「ジョギングと
か水泳」などと漠然とは理解していても、正確に説明できる人はそう多くはいないのではないであろうか。
ちょっと小難しい話をすると、私たちが体を動かす時にはアデノシン三燐酸(ATP)という物質を直接エネ
ルギー源としている。(ATPが分解されるときにエネルギーが発生する)このATPは体内にも貯蔵されて
いるが、その量は少なく数秒程度でなくなってしまう。そのために、体内にはこのATPを再合成する「燐
酸系」「解糖系」「有酸素系」という3つの仕組みが整っている。
これらの3つの中でATPを再合成するときに唯一酸素を必要とするものが「有酸素系」のエネルギーの再
合成システムで、有酸素運動とはこの「有酸素系」のシステムを利用した運動になる。このシステムでは
体内のグリコーゲン脂肪を利用してATPを産出している。
ちなみに、有酸素運動に対して「無酸素運動(アネロビクス・エクササイズ)」という言葉があり、この無酸
素運動では「燐酸系」と「解糖系」を用いてATPを再合成している。

 

【有酸素運動の種類】
「エアロビクス」と聞くとスタジオレッスンの「エアロビクスダンス」のことを連想する人も多いと思うが、な
にも「エアロビクスダンス」だけが「エアロビクスエクササイズ(有酸素運動)」ではない。水泳、ジョギング
ウォーキング、自転車などある程度の時間をかけて心肺機能を刺激する運動はすべて「エアロビクスエ
クササイズ(有酸素運動)」となる。

 

【有酸素運動の主な効果】
1. 持久力の向上
ある程度の時間をかけて体に負荷をかけることにより「筋持久力」「心肺持久力」の向上を図ること
ができる。
2. 生活習慣病の予防
有酸素運動では体内のグリコーゲン脂肪がエネルギー源として消費される。グリコーゲンが消
費されれば血液中の糖分の濃度が減少し、脂肪が消費されれば血液中の脂質や体脂肪を減ら
すことができる。
つまり、糖尿病や心筋梗塞といった生活習慣病の予防にも役に立つということである。

 

⇒ 自宅でもできる有酸素運動