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日記 -2015年- 2月

 

2月11日(水) 「Omotenashi」

 

 去年、日本を訪れた外国人観光客の数は1341万3600人(推計)で、前年比29.4%増となり過去最高を記録している。円安での割安感や、免税品目の対象拡大、そして観光ビザの免除などが大きく寄与していると思われる。安倍政権の発足時、確か「2020年までに2,000万人」という目標を掲げていたと思うが、大災害でもない限りは、確実にその目標はクリアできるはずだ。

 国別で訪日観光客を見ていくと

国 名
国 旗
全体に占める割合
1
台 湾

21.1%

2
韓 国
20.5%
3
中 国
18%
4
香 港
6.9%
5
米 国
6.6%
※香港は中国の香港特別行政区となり、その区旗となる。

 去年の中国からの訪問者は3位となっているが、前年比83.3%増となりここに来て急激に増えている。つまり、今年度はおそらく1位になるのではないかと思われる。彼らの購買欲は旺盛で、日本経済に寄与するところは少なくない。

 まあ、よくテレビニュースなどで「常識を逸した行動をする」ということも聞いたりし、もちろんお客様だからと言って何をしてもいいということではない。「郷に入っては郷に従え」であり、それはどこの国からの訪問者も同じである。私たちだってそうしなければならない。ただ、団体旅行でくると、往々にしてそうなってしまう傾向はあるのかもしれない。私たち日本人も過去においては少なからずそうだったところもあったのではないだろうか。

 さて、どこの国からの観光客にしても、休みを利用して高いお金を払って来てくれているのだから、「散々だった!」とか「行かなければよかった!」などのようにイヤな思いだけはしてほしくないものである。それには、より一層の「Omotenashi」の精神が問われるのかもしれない。