フィットネスの勧め 語句解説  

日記 -2015年- 7月

 

7月30日(木) 「 ちょうど5年後(完)」

 

 山田直稔(ナオトシ)さんという方をご存じだろうか?芸能界に同姓同名(the same family and personal name)の人がいるかどうかはわからないのだが、まあ、名前だけを聞いて「はい、知っています!」という人はほとんどいないに違いない。ただ、彼のニックネームを聞けば「ああ、あの人か!」となる人は多いはずである。

 彼のニックネームは「オリンピックおじさん」である。そう、オリンピックの時には必ず見かける派手な(flashy/loud)格好をした日本人である。また、オリンピックのみならず大相撲の中継でもよく見かける。おそらく、普通の格好をしていたのではほとんど分からないが、特に金色に輝くド派手な帽子ですぐに彼だと分かる。そこで、ちょっと調べてみると…。

 御年89歳で、1964年の東京オリンピックからロンドンオリンピックまで13大会連続で夏季オリンピックの応援に出かけている。あの日本がボイコットをした1980年のモスクワオリンピックにも出かけているのだから「恐れ入り谷の鬼子母神」である。北京オリンピックで引退を表明したみたいだが、ロンドンオリンピックにも応援に出かけ、東京での開催が決まると「何とか東京までは頑張りたい!」と言っているようである。

 山田さんは、2020年の東京オリンピックの時には94歳になっているので、年齢を考えても最後のオリンピックになってもおかしくない。東京で始まって東京で終えることができれば達成感も一入ではないのだろうか。何とか健康を維持してもらって、2020年の東京オリンピックで彼が元気に応援している姿を見たいものである。「彼のためにも」という言い方も変だが、ずっと長いこと日本を応援してきてくれた人なので、そういう意味でも今回の東京大会は成功させたい。

 しかし、どうでもよいのだが、東京で開催されるときは、私はまだ現在の住所に住んでいると思う。東京の多摩地区になるので都心までは1時間弱と言ったところ。おそらく競技によっては多摩地区あたりで行われるものもあるだろうし、たとえ都心で行われたとしても、まあ、赴くにはそれほど「遠いな〜」という距離でもない。

 ただ、個人的には特に思い入れがある競技などはないので、現段階では「ぜひ、あの競技は見に行きたい!」と言う感じのものはない。よって、場合によっては、開催期間中も、競技会場などには全く行くこともなく普段と変わらない生活をしている可能性も十分に考えられるわけだ。まあ、いいかっ!