フィットネスの勧め 語句解説  

日記 - 2016年 - 5月

 

5月20日(金) 「 警報音(完)」

 

 地震によるレッスンの中断(interruption)は、おそらく7、8分程度ではなかったかと思われる。インストラクターの「特に問題もなさそうなのでレッスンを再開します!」という声と共に再び一時止められていた音楽が再開された。

 最初は「中断されたウォーミングアップは時間の関係で省くかな…」と思っていたが、そのウォーミングアップの続きからの再開となったので「今日のレッスンは少しは楽ができそうだ」くらいに考えていた。しかし、その予想または期待?は見事に外れ、動作によっては「ウ〜ウ〜」うなりながらやらなければならなかったものもあり、終わってみると「いつもよりは楽だったな〜」という印象はほとんどなかった。

 さて、翌日の朝のことである。何となく「いつもよりは少し早いかな」という感じで目が覚めた。時計で時間を確認はしなかったが、まだ7時にはなっていなかったかもしれない。上半身だけ起こして布団の上で少しボーっとしていると、左太ももの内側を中心に例のピクピクが現れた。「マズい!」と思わざるを得なかった。あの辛い痛みは二度と御免である。

 だんだんとピクピクが強くなってきたので左太ももを内側や外側に回旋させていると、今度は右足の同じような場所がピクピクとし始めてきた。「ヤッベー!」以外の何物でもなく、必死になって足をもんだりさすったりしていると、少しずつピクピク感も収まり「両足がつってのたうち回る」という最悪の事態は回避することができた。「助かった〜!」とちょっと安心して横になっていると、再び眠りに落ちていった。

 「何が原因なのだろう?」と考えたときに、もうこれは「身体の動かし過ぎ」以外に原因(cause)は考えられない。つまりこのピクピクは、「もう若くないのだから、少しは年齢を考えて身体を動かせ!」という私の身体から発せられる警報音に違いない。