フィットネスの勧め 語句解説  

日記 - 2016年 - 7月

 

7月30日(土) 「 人生はサバイバルである「アルファー米」(その5)」

 

 アルファーの作り方だが、いたって簡単で、「ご飯を炊く(cook/boil rice)」と「炊いたご飯を乾燥させる(dry/desicate)」というたった2つの作業で終了となる。もちろん、「簡単」ということと「うまくいく」とは全く別物だ。日本人であれば「えっ、ご飯ってどうやって炊くの?」などと言う人はいないはずである。よって、問題はその乾燥の方法になる。

 「他にもやっている人がいるだろうか…」とネットで調べてみると、いくつかのサイトが検索で引っかかった。「どれどれ…」とそのうちの2つのサイトをのぞいてみると、どちらのサイトも乾燥には電子レンジを用いていた。もちろん我が家にも電子レンジはあるし、亡き父親が購入したドライフルーツなどを作る乾燥機もあるのだが、できれば自然の力で乾燥させたい。つまり、太陽光を用いて自然乾燥をさせたい。そうでなければ自称「ecoオヤジ」の名が廃るわけである。

 失敗することも十分に考えられるので、とりあえず1.5合ほどお米を炊いてみた。そして、牛乳パックに乗せて日干しさせた。もちろん1日で乾燥が終了するわけはないので、陽が落ちると冷蔵庫(refrigerator)の冷凍室で保管をした。「自然の力だけで」という志ではあったが、冷蔵庫に関しては常に電源が入っている状態なので「まあ、いいかっ!」となったわけである。

 「日中に日干し、陽が落ちると冷凍室」という工程を3回ほど繰り返すと、炊いたお米はカチカチになった。ただ、まあ、多少は予想していたのだが、パックにくっついてしまって取るのにけっこう苦労した。そして、一番の問題は、米同士が完全にくっついてしまっていくつかの大きな塊と化してしまったことである。多少、手で小さくすることはできたのだが、乾燥して硬化した米粒が私の繊細な掌を刺激しまくり、とても一粒一粒の細かい状態にまですることはできなかった。