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日記 - 2016年 - 8月

 

8月3日(水) 「 支持者無し(完)」

 

 さて、今回の都知事選だが、私の場合、どうも関心を持つことがほとんどできなかった。よって、「選挙、どうしようかな〜」とかなり消極的だったわけである。投票したい立候補者がいなかったのが主な理由なのだが、現在の仮住まいが指定の投票所からかなり離れているのが多少影響しているのも否定できない。

 それでも「自分の住んでいるところのことなのだからなるべく人任せにしないようにしないと…」という気持ちはあるので、一応、前日には「明日はとにかく投票所には行こう!」と決めていた。問題なのは、投票用紙に何を書くかである。

 最初は「支持者無し」とでも書こうと思っていたのだが、結果としては三大立候補者の中から消去法(elimination)で残った人の名前を書いた次第である。よって、その人が当選しなかったとしても「ちょっと残念だ」という気持ちは微塵もなかった。

 私と同じ、つまり、「支持者はいないのだけれど選挙には行かなければいけないと思っている」人が、今回の都知事選でどのような行動に出たのかは分からないのだが、今回の選挙でちょっと思った。それは、一つの選択肢として「支持者無し」という正式な立候補者?があってもよいのではないだろうか?「投票したい人がいないのに無理に誰かの名前を書く必要もないのではないだろうか?」と…。

 もちろん私は詳しくないのだが、国政にしても地方公共団体の選挙にしても、少なからず白票というのは発生しているはずである。その統計(statistics)はおそらく取られていないと思う。「今回の選挙での白票は〜%でした」などと言っているのは聞いたことはない。

 「支持者無し」というのがあれば、「選挙には関心はあるが、支持する人がいない」という人の統計を取ることができる。そういう統計はこれから選挙をしていく上で何となく役に立つような気がするわけである。その場合、白票の統計も別に取ってもよい。とにかく、国民一人一人がもっとこの国の行く末に関心が持てるようなシステムづくりが急務である。