フィットネスの勧め 語句解説

日記 - 2017年 - 12月

 

12月29日(金) 「 正直なところ、ちょっと違和感はある(完) 」

 

 先日、屋久島である女性と話す機会があった。確か、屋久島に移住してまだ1年が経っていなかったと思った。年齢は77歳で千葉県の出身、物怖(モノオ)じしない性格で、自分の思ったことを遠慮しないで (without reservation) はっきりと言うタイプの人である。

 長年、看護師として病院勤めをしていて、最終的には看護部のトップとなるような職についている。その人曰く「私もたくさんの医師を見てきたけど、一番ダメなのは東○出身の医者、とにかく患者を見ないの。いつもパソコンの画面ばっかり見て…」と言っていたのが記憶に鮮明に残っている。私はそれを聞いて「賢過ぎてもダメなのかな〜」と思ってしまった。

 もちろん、それは彼女の個人的な意見以外の何ものでもないのだが、その人は何百人という医師を見てきているのだろうから、東○出身の医者には、もしかしたらそのような傾向があるのかもしれない。もちろん、今回母親が診てもらった皮膚科の医師が東○出身かどうかなどというのは知る由もない。

 そこで提案 (suggestion) がある。診察中に頻繁に (frequently) PCの画面に目を向けられるのもあまり気分の良いものではないので、医者と患者の会話の中で電子カルテに記しておかなければならない事項をAIの方が自動的に行ってくれるようなソフトがあってもよいと思う。

 そうすれば、診察をしている医師は「患者と話しながらPCをいじっていた方が効率がよい」とも思わないだろうし、患者の方も安心ができるというものである。ニーズが高まれば、そういうものもいずれは出てくることだろう。AIが私たちの生活の中に広く浸透していく (percolate) 時代が来ている。