フィットネスの勧め 語句解説

日記 - 2018年 - 1月

 

1月7日(日) 「 もうちょっと何とかしてあげればよかったかな?(完) 」

 

 市から教えてもらった都の野生動物を担当する課(もう課の名前は忘れてしまった)に電話を入れると、男性の人が応対をしてくれた。

    私:「あの〜、済みません。ちょっと市の方から電話番号を聞いてかけているのですが…」

 都の職員:「はい。なんでしょうか?」

    私:「実は庭に衰弱した (debilitated) まだ小さなタヌキがいるので、ちょっと「何とかならないかな〜」と思っているのですが…。」

 都の職員:「そうですか、ただ、小さなタヌキの場合、都の方では保護はしていないのです。」

    私:「えっ、どうしてですか?」

 都の職員:「はい。理由は、親が近くにいるでしょうから引き離さない方が良いと考えています。」

  ※この辺は、正確に上記のように言ったかどうかはハッキリとは覚えていないが、内容的にはほぼ間違いなし。

    私:「あの〜、自分で言っておいてなんですが「小さなタヌキ」ってどれくらいのことを言うのですか?」

 都の職員:「え〜と、どれくらいの大きさですか?」

    私:「大人の猫くらいはありますね。それに全身の毛がかなり抜け落ちているのですが…。」

 都の職員:「毛が抜けているから小さく見えるのですね。毛が抜け落ちて猫くらいの大きさであれば、もう大人でしょう。

       おそらく疥癬にかかって毛が抜け落ちているのだと思われます。」

    私:「そうですか…。それで、大人だと何とかしてくれるのですか?」

 都の職員:「はい。保護して (preseve) くれれば引き取りに行きます。こちらで治療をして野生に返します。」

    私:「そうですか?!え〜と、保護って?」

 都の職員:「はい、大きなカゴとかバケツ (bucket) を上からかぶせていただければ保護できます。」

    私:「カゴとかバケツですね?わかりました。じゃあ、保護したらまた電話をします。」

 都の職員:「はい、わかりました。」

 都の職員との会話は上記のような感じだったのだが、結局のところタヌキはどこかへ行ってしまって保護することはできなかった。正直「もうちょっと何とかしてあげればよかったかな?」と思っている。私の顔を見て全く逃げなかったということは、かなり衰弱していたに違いない。あと数日あの状態が続けば生きていくのは難しいだろう。