フィットネスの勧め 語句解説

日記 - 2019年 - 12月

 

12月31日(火) 「 なんか不思議である(完) 」

 

 「 還暦まであと1年ほど 」という時点で、「 ベンチプレス90s 」という目安を設定したわけである。その時点でのベンチプレスのマックスが90sだったので、その状態が維持できれば設定した目安は達成となる。私はこの10月で還暦を迎え、結論をいうと (in conclusion)、設定した目安に5s届かなかった。だからと言って「くっそー!」などという思いもなく、いたって自然体でその結果を受け入れた次第である。

 そこで新たな目安を「70-75、80-65」と設定した。つまり、当初の目安よりも5sずつ減らし、70歳で75s、80歳で65sとした。「 ある程度のペースを維持してこれからも身体を動かしていければ、そんなに難しい数字ではないのでは… 」と思っている。

 まあ、再び「 -5s 」というのは十分にあり得るが、恐らく「 70歳で50sしか持ち上げられなくなっちゃった!」なんてことはないはずである。もちろん、途中でケガや病気で長期間身体が動かせなくなれば話は別だが…。

 さて、還暦を過ぎてから2ヶ月以上が経つのだが、「 なんか不思議である 」と思っていることがある。それは、再びベンチプレスの重量が上がってきている。しばらく85sで安定していたが、ちょっと余裕が出てきて「 87.5でも大丈夫かな?」となり、それがクリアできると当初の目安の90sまで上がるようになった。

 そして、調子がいい時は92.5sまでウエイトを上げることができ、先日などは、ちょっとごまかし気味ではあったが95sを何とかクリアできた。行う頻度や内容はまったく変えていないので、「 なんでまた挙がるようになってきたのだろう?」と不思議で仕方がない。

 まあ、理由は分からないが、当初の「70-80、80-70」に目安を戻した。個人的には、70代の健康状態 (state of health) で、残りの人生が楽しく過ごせるかどうかが決まると思っている。そして、そのための基礎作りが60代となる。つまり、この10年は私の老後の人生を決めていくうえで大切な10年となる。「 ちょっとくらいお金がなくても健康であれば人生は楽しめる。」をモットーにこれからも頑張っていこうと思っている。

                                       令和元年12月31日