四方山話

        
     

アルバム 台湾フィットネス紀行/四方山話




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宿およびその周辺



初日に渡された2種類の鍵とカード。金色の方の鍵が1階の9時以降に閉まるシャッターのドアを開閉するもので、銀色の方は自分の部屋の鍵。カードはレンタルルームの正面のドアの施錠を解くカード。当然、外出する際は常にこれを持ち歩かなければならない。




宿の近くにあるコーヒーショップ「WOW CAFE」。台北の町にあるコーヒーショップではお茶を扱っている店がほとんどで、その種類も豊富。毎朝、起きるとまずこのコーヒーショップに行きブレンドコーヒーを飲みながら路行く人々を眺めるのである。店内で飲んでいく人は私くらいで、出勤前に立ち寄ってオフィスにコーヒーを持ち帰る人がほとんど。




宿の最寄り駅である地下鉄MRTの雙連(ショウリャン)駅の入り口。宿からは5分弱で、周りには飲食店が立ち並んでいる。




宿から雙連(ショウリャン)駅に向かう途中にある朝市。食料品をはじめとして、衣類や日用雑貨などが所狭しと並べられている。「朝市」なので午後にはお店の数はめっきり減ってしまうが、中には夜まで野菜などを売っている常設の店舗もある。




野菜や肉などの食材になるものは買うことはできないが、「のり巻き」などの昼食にできるようなものやピーナッツやさきイカなどおつまみにできるようなものも安く売られているので、これが結構助かる。




市の果物を扱うお店。パパイヤ、ドラゴンフルーツ、スターフルーツなどいろいろな果物が通り沿いに並ぶ。生の果物もあまり購入することはなく、どうしても「コンビニでオレンジジュース」となってしまう。




宿の近くの食堂で食べたラーメンと餃子。ラーメンは日本ほど具が入っていなく、ちょっとした肉と野菜がのっている程度。餃子は皮の柔らかいタイプで、スープなしの水餃子のような感じである。両方あわせても90元(約315円)しなく、とても美味しく何回かお世話になった。お店にいる80歳くらいの男性は「この餃子は皮が薄く…。」と流暢な日本語でいろいろ説明してくれるのであった。




地下鉄の線路の上は遊歩道兼ちょっとした公園になっていて市民の憩いの場所である。朝晩の散歩をしたり、犬を散歩させている人を良く見かける。雙連駅の近くには大きな病院もあり、遊歩道を点滴を打ちながら車いすを押してもらっている人の姿も時折目にすることもある。




宿の最寄り駅である雙連(ショウリャン)駅の次の駅が「中山駅」、そしてその次が「台北車站駅」で台北市のMRTの中心となる駅になる。この3つの駅は地下の通路でつながっていて、歩いても各駅間10分といったところ。地下には通路だけでなくところどころ商店などもあるが、特に「中山駅」の周辺は「中山地下書店街」となっており書店が軒を連ねている。

また、通路の壁に子供が飾ってあったり、ちょっと広々としたスペースにはステージなどもあったりして、イベントなどのときには催し物ができるようになっている。

 



新光三越



「新光三越」にはブランド物などに全く興味がない私でも聞いたことがあるような「プラダ」とか「ディオール」といった店舗も数多く入っている。どこの国も、女性は(全員ではないだろうが)ブランドものが好きなようで、高額なバックなどを好んで買っている人がいるが、私にしてみれば、それはまさに世界の七不思議の1つである。




「市政府駅」にある「新光三越」は8周年記念ということでいろいろなイベントを行っていた。目の前の箱にお金が入れられると、今まで全く動かなかった像がロボットのように関節をカクカクと動かしてパフォーマンスをするのである。それを見ていた周りの子供は大はしゃぎとなる。



西門町



若者に人気のある「西門町(シーメンディン)」にはシャレたカフェやどの国に行っても見られるようなファーストフード店もあるが、道端には屋台なども出ていてご当地ファーストフードをパクつきながらブラブラすることができる。




「西門町(シーメンディン)」は地下鉄のMRTで簡単にアクセスすることができるが、スクーターで訪れる人も多いと見えて駐車所は一杯である。



迪化街



宿から歩いて20分ほどのところにある迪化街(てきかがい、ディーファジェ)。
漢方薬や乾物を扱うお店が軒を連ねている。「庶民生活の活気に触れられる場所」ということで「お土産でも」と思い行ってみた。




迪化街を適当にブラブラしながら買い求めたお土産は、ドライフルーツ、フルーツティー、そしてカラスミ。カラスミの存在は、今回台湾にきて初めて知ったのだが、「魚の卵巣を塩漬けし、塩抜き後、天日干しで乾燥させたもの」とのこと。味は「珍味」ということだけあって、けっこう癖があり好き嫌いが分かれるかもしれない。酒なら、日本酒とか焼酎、ごはんならお茶漬けなどに合いそうだ。




迪化街向かう途中、のどが渇いてきたので「何か冷たいものを」と入った喫茶店で飲んだ「珍珠?茶(チョンヂューナイチャー)」。「そういえばガイドブックに載っていたな」ということで注文してみた。「ミルクティーの中に孵化寸前のカエルの卵を入れたものだが、中にはオタマジャクシになって泳いでいるものもいる」というわけがなく、中に入っているのはヌルヌルした大粒のタピオカ。台湾生まれのドリンクらしい。
味?う〜ん、好みがあるしな…。あえて2回は飲みたいとは思いません。




迪化街のすぐ西には淡水河(たんすいか、ダンシュイホー)という大きな川が流れている。小雨は降っていたが「どんなところだろう?」と行ってみた。「大稻?碼頭」という波止場もありガイドブックには「クルーズ船」も出ているということだが、もちろんそのようなものに乗る気持ちはゼロ。波止場では釣り糸を垂れている人が一人いただけでその他に人影はなかった。厚い雲と川の流れを見ていると気が滅入ってきた。

早く汗をかいてすっきりさせないと。対岸の街並みは三重市。



寧夏路夜市



雙連(ショウリャン)駅から西に徒歩で7、8分のところに食べ物の屋台が並ぶ「寧夏路夜市」が立っている。夜になると長さ200メートルほどの道路が通行止めになり屋台が立ち並ぶ。麺類、すし、鉄板焼き、鍋物など種類は豊富である。




「寧夏路夜市」の海産物を扱った屋台にて。アンコウの「早く鍋に入って温まりたい!」という訴えが聞こえてくる。写真の上のほうにはスシねたが並ぶ。



その他



夜、食堂で食事をしているとタバコのキャンペーンギャル風の女性が2人お店に入ってきた。「タバコは吸わないので」とチラッとみただけで特に気に留めることもなかったが、そのうちの一人が近づいてきて中国語で話しかけてきたので、「中国語、ダメなんだけど…。」と英語で言うと、「ちょっと待って」と言ってもう一人の女の子が代わりにやって来て「日本人?」と中国語で聞いてきたので、(それくらいの中国語は理解できた)首を縦に振ると、たどたどしい日本語に変わった。「これシジミと真珠のエキス、お酒にイイ、二日酔いしない!1回2つ飲む。10こ入っている。」と箱を差し出してきた。
 しばらく国内では禁酒状態で海外に出ては飲んでいるような状況がつづき、国内の「禁酒」の反動が出て、海外では必ずと言ってよいほど「二日酔い」になることがある。半信半疑であったが「ダメもと」で買ってみた。たしか200元だったかな?それなりに効果はあったような…。




コンビニで購入したビール。真中が「アサヒビール」で、中国で製造されているものらしいある。通常の日本でも見られるようなシルバーのアルミ缶の「スーパードライ」やキリンの「一番搾り」なども売られている。いずれにしても、「みなさん、お世話になりました!」とお礼あるのみである。



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