四方山話

       

タイ・マレーシア フィットネス紀行/四方山話




ちょっと観光をしてみました。

 クアラルンプールは今回で2回目の訪問になる。1回目は18年も前のことで、バンコクから鉄道を使い陸路で入っている。当時は、今のクアラルンプール市を象徴するようなぺトロナス・ツインタワーやKLタワーはなく、1回目の訪問で一体何をしたのか全く思い出せない。
  今回は、ブッキッ・ビンタン地区に宿をとり、他の地区には宿泊していないので比較はできないが、ブッキッ・ビンタン地区は非常に便利である。「Lot 10」「BB Plaza」「Berjaya Times Square」のような大きな商業施設がそろっていて、ショッピングや食事等には困らないし、ちょっと観光をした以下の地区にも徒歩で行くことができる。
  また、クアラルンプールはバンコクより清潔感がある。バンコクのように歩道に配管がむき出しになって歩きにくいようなこともないし、歩道を闊歩している犬の姿もほとんど見かけなかった。そして、歩道をみやげ物や食べ物を扱う屋台が埋め尽くすこともない。
  幼子を抱きかかえた老婆や、両足が不自由で歩道をプラスチックのカップを片手に匍匐前進して物乞いをするような人の姿も見られない。最初、物乞いはいないのかなと思っていたが、2、3日もいるとちらほらと見かけたりはする。
  ただ、夜な夜な「オカマ」君たちが街角に立っているのは同じである。フィットネスクラブから宿に帰る途中のバス停の脇によく立っていた。時には1人ではなく、2、3人で立っていることもあり、そのような場合は、100m手前からでも私の高性能「全方位型オカマレーダー」が反応しまくり、「ピーピー」と警戒音を発しうるさくてしょうがない。
  宿に帰るには彼女たち(?)の前を通って行かないとならない。決まって「Hello, where are you going? Come here. Come here.」と声を掛けてくるが、「バーカ、行くわけないだろう。」などと思いながら、一切ムシムシkingである。少しでも視線を向けてはいけないのだ。

【ぺトロナス・ツインタワー】
 「007」の初代ジェームスボンド役のショーンコネリーが出演している「Entrapment」という映画で印象に残っているタワーである。基本的にはオフィスビルであるが、2本のタワーを結ぶスカイブリッジ(41階)は一般に公開されている。
  ただし、整理券が必要で、朝8時から配布しているとのことだが、とてもゲットしようという気力はなかった。
  地階が「Isetan」「Kinokuniya」などが入っているショッピング街になっている。また、ツインタワーの前は公園になっていて、修学旅行かどうか分からないが、中学生くらいの子供たちが賑やかに記念撮影をしていた。

【KLタワー】
  通信用のタワーで、上層部はドーム型の展望台やレストランになっている。展望台には20リンギット(約700円)で上がれ、クアラルンプール市を360度見渡せることができる。私が行ったときは日本人の団体旅行客もいた。

【チャイナ・タウン】
 このチャイナタウンの中には、バンコクで見られるようなTシャツ、サングラス、靴、ジーパンや飲食ができる屋台がぎっしりと並んでいる。
  コピーもののDVDやCDを扱う店もあり、値段を聞いたところ、DVDが1枚8.5リンギット(約298円)とのことで、バンコク(100バーツ、約343円)よりも安い。
  また、バンコクでは見られなかったが、「3 in 1」というのがあって、1枚のDVDの中に3本の映画が入っているものがあり、同じ金額とのこと。
  例えば、キアヌリーブス「Speed」「Speed 2」と題名は定かでないが「Lake House」とか言う最新の映画が1枚のDVDに入っているというのだが、そんなこと技術的に可能なのだろうか?
  そして、生鮮食品などを扱った狭い路地などもあり、野菜、魚介類、肉類を扱う屋台がぎっしりと並んでいたりする。カゴの中には生きたニワトリがたくさん入れられていて、さばかれるのを待っているのである。「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏」。
  猫が2匹ほど金属のゲージに入れられて、そのニワトリのかごの横に置かれていたのがちょっと気になったのだが…。


 

ブキッ・ビンタン駅に向かうモノレール。車両はビルの2階から3階部分の高さを通過している感じで、日本ほど高架になっていないような気がする。私の宿はここから徒歩2分くらいのところ。



ペトロナス・ツイン・タワー。高い(452m)、ツインであるという理由の他に、窓以外は金属の外壁になっていて、太陽の光を反射しているので余計に目立つ。


 

ビルの谷間よりKLタワーを望んで。


 

KLタワーは観光名所とあって特にツアーでの観光客の姿を目にすることが多い。その展望台には有料になるが上ることが可能で、クアラルンプールの街並みを360度見渡すことができる。


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