四方山話

インドシナ半島フィットネス紀行/日記 - カンボジアフィットネス紀行/日記

 

 

3月13日(月): バンコクへ


 

 さて、今日はバンコクへ移動する日となる。バンコクまではエアーアジアを利用し、私の便は17時10分の発となる。一応余裕をもって3時間前の14時10分ころには空港に着きたいので、何回か利用したトゥクトゥクのドライバーに13時30分に宿に迎えに来てもらう約束をした。

 午後の出発になるので時間的にはかなり余裕がある。そこで「出発前にひと汗流すか」ということで目と鼻の先にあるジムに行き、40分ほど身体を動かしシャワーを浴びて宿をチェックアウトして、中庭にあるイスに腰掛けてドライバーが現れるのを待った。

 約束の時間を15分過ぎてもドライバーが現れなかったので、「料金を前払いしているわけではないので、もう少し待って来なかったら別のトゥクトゥクにするか」くらいに思って、ちょっと宿の門を出てあたりを見回すと、彼がいたのである。私は宿の中まで来てくれるのだとばかり思っていたら、外でずっと待っていたようだ。

 早速、荷物をトゥクトゥクに積み込み、宿の受付のスタッフに挨拶をすると、わざわざ門の外まで出てくれて手を振って見送ってくれた。空港までの道路は特に問題もなく30分弱程で到着した。「しばらく来れないだろうな〜。次に来た時はこの幹線道路の両側の景色もかなり変わっているに違いない。」と途中の景色をしっかりと目に焼き付けた次第である。

 宿から空港までの運賃は8$ということでドライバーと約束していた。おそらく、捜そうと思えばもっと安く料金で空港まで行ってくれるドライバーはいたに違いない。7$であれば、多くのドライバーは「Yes」と言うだろうし、中には「6$でも構わない」というドライバーもいたかもしれない。

 ただ、彼にはいろいろとお世話になっているので、彼が「8$でどうだ?」と言ったときに特に値切ることもしなかった。そして、空港に着いて私が彼に10$札を渡すと、彼はお釣りの2$を捜すために右手を自分のズボンのポケットに突っ込んだが、私は「お釣りはいいよ」と言いながら彼の右手に手をかけた。彼はニコッと笑って「Thank you.」と言うと、私たちは握手を交わしてそこで別れた。

 私の便はほぼ定刻どおりの離陸となり、バンコクのドンムアン空港に到着したのは18時半過ぎ。そこまでは順調だったのだが、例によって入国審査が長蛇の列。しっかりと時間を計ったわけではないが、おそらく自分の順番が来るまでに50分近く待ったのではないだろうか。

 ただ、入国の手続きを終えると後は順調で、手荷物の検査もなく空港を出ると市内まで行くバスが待っていてすぐに出発した。モチットでバスを降車してスカイトレインに乗り換えて宿の最寄の駅で下車して歩いて宿に向かった次第である。

 飛行時間も1時間10分ほどで短かったのだが、待ち時間や入国審査などがあり国間を移動するのは疲れ、宿に着くとホッとした。

 

・ プノンペン国際空港

 他のアジアの国の空港に比べると、利用者もそれほど多くないのであろう。「混雑感」は全く感じられなかった。

・ エアーアジア

 私が乗ったエアーアジアの機内。私の座席番号は31Fで最も後部の列の窓際であった。座席は、もちろん「広々としている」とは言えなかったが、飛行時間は1時間10分ほどなので余裕、余裕!