四方山話

インドシナ半島フィットネス紀行/日記 - カンボジアフィットネス紀行/日記

 

 

リバーサイド


  

 王宮よりも北に位置し、トンレサップ川に沿って伸びていてオープンレストランやカフェ、そしてバーなどが並んでいる一帯を「リバーサイド」と呼ぶようである。この辺一帯の飲食店は主に海外からの旅行者を相手にしているので、利用客は欧米人が主になる。

 ただ、陽が沈むと、涼を求めて現地の人がトンレサップ川沿いの道に集まってきて賑やかになる。家族連れやアベックなどそれぞれの過ごし方をして楽しんでいる。そして、そういう人たちを狙って、籠を肩に担いで食べ物を売って歩いている売り子や、カードを使って占いをしている人も見受けたりする。

 また、近くにはナイトマーケットもあり、セントラルマーケットも歩いて行ける距離にあるので、この辺一帯はプノンペンの中心の一部であることは間違いないであろう。

 

・ 賑やかな通り

 テーブルやイスなども用意して、そこで飲食ができるようにしている露店もある。通りに沿ってカフェやレストランはたくさんあるが、どうしても観光客向けの値段となっているため一般の人にはなかなか気軽に利用できるものではないのかもしれない。

 ※ 写真は動画から起こしたので不鮮明となっている。

・ 改造車

 飲み物の値段は確認しなかったが、ターゲットとしては欧米からの観光客になるのだろう。なかなか洒落ている。

 ※ 写真は動画から起こしたので不鮮明となっている。

■ Preah Ang Dorngkeu Shrine ■

 私が訪れたときは「何か宗教的な行事が行われているんだな〜」くらいにしか思っていなかったのだが、このページを作成するためにグーグルマップで建物の名称を調べてみると「Preah Ang Dorngkeu Shrine」となっていた。カンボジア人の90%以上は仏教徒(上座部仏教)で、その他の宗教としてはイスラム教徒が4%ほどとなる。

 そのカンボジアにおいて「shrine」とは少し驚きであったが、調べてみると「shrine」には、「神社」という意味以外に(聖人の遺骨・遺物・像などを祭った)聖堂という意味もあるようなので、まあ、納得したわけである。この日は、楽器による音楽が奏でられていたり、多くの人が聖堂?にハスの花を手向けていたので「おそらく特別な日なのだな〜」くらいの思いはあった。

 また、おそらく雀と思われるのだが、生きたものを販売しているところも見かけた。その近くでは、購入したばかりと思われる1匹を空に放つ光景も見られたので、「そうやって自由にしてあげることによって自分の願いがかなったりするんだろうな〜」くらいに思って。そこで、ちょっと調べてみるとヤフーの知恵袋で以下のように解説している。

「捕われている鳥を逃がしてあげるという行為が「徳を積む」ことになり、次に生まれ変わったときに幸せになれるように祈るのです。カンボジアだけでなく、タイやラオスなど、小乗仏教(上座部仏教)を信仰する人が多い国では寺院周辺や境内などでよく見られる光景です。かごの小鳥はスズメの他にツバメもよく見ます。ツバメの方が値段が高く、徳をより高く積むことができるのだとか。」

 う〜む、良い来生を迎えるのにもお金が必要のようだ。残念ながら、私には現生のことで目一杯で、とても来生のことを案じている余裕はない。もちろん、「わざわざ自由に飛び回っている鳥を捕まえてきて、それを逃がせばより良い来生が迎えられる、なんてなんていう商売だ!」ということは一切思わなかったが…。

 

※ 写真は動画から起こしたので不鮮明となっている。

・ 聖 堂 (shrine) ?

 おそらく聖人の遺骨・遺物・像などを祭った聖堂になると思われるが、ハスの花を手向けようと多くの人が列を成していた。

※ 写真は動画から起こしたので不鮮明となっている。