四方山話

インドシナ半島フィットネス紀行/日記 - タイフィットネス紀行/日記

 

 

3月14日(木):フィットネスクラブ下見


 

 バンコク入りした翌日に、旅行に出発する前から目を付けていた宿から徒歩で10分ほどのところにあるサトーンスクエアの中に入っている「Fitness First」に向かってみた。サトーンスクエア自体、まだオープンしてそんなに年月が経っていないと思われ、斬新なデザインで真新しさを感じる。

 さて、「Fitness First」の受付は2階にあり、私が訪れたときは女性が2人ほどカウンターの中で作業をしていた。そのうちの1人、20代半ばくらいと思われる女性に声をかけてみた。

  私:「済みません。バンコクに観光で来ているのですが、8日間ほど少しここで身体を動かしたいと思っているのですが…」

 女性:「基本的には短期の入会制度はないのですが、特別に金額を設定して利用できるようにしたいと思います。ところで、どちらから来られたのですか?」

  私:「日本です。」

 女性:「日本のどちらですか?」

  私:「東京です。」

 女性:「そうですか?去年、私は大阪に一人旅をしました。4日ほど滞在しました。今度は東京に行きたいと思っています。」

  私:「そうですか…」

 それで、利用料金を聞くと、8日間で4,500バーツと言うのである。日本円に換算すると約14,400円で、1日当たりの利用料金が1,800円となる。ちょっと予想外に高額であった。「日本のフィットネスクラブをビジターで利用するのとそんなに変わらないのでは?」と思ったほどである。

 とりあえず、「中を見学したい」と思ったので、「見学できますか?」と聞くと「ご案内します」という返事だった。お言葉に甘えて、彼女に施設を一通り案内してもらった。受付のある2階には、あとはロッカールームがあるだけで、フィットネスの設備としては3階がメインとなる。筋トレ用のマシンからフリーウエイト、そして有酸素運動用のトレッドミルなどのマシンも一通り最新のものがゆとりをもって配置されているように思われた。

 そして、スタジオだが、私の記憶違いでなければ、グループエクササイズ用のメインとなるスタジオが一つあり、30人くらいが受けれそうなくらいのそこそこの広さがあった。そして、もう一つがヨガの専用スタジオ?となっていた。

 施設的には「ものすごく大きな」という感じはなかったが、過不足なく一通りのものが揃っていたので特に不満はなかったのだが、はやり問題は利用料であった。もちろん、ちょっと予想外に高かった14,400円を支払ったからと言って「食事を切り詰めないと…」となるような状況ではなかったが、どうしても10年前に別のフィットネスクラブを利用した時のイメージがあった。

 その時は、スカイトレイン(BTS)のアソークの駅の近くにあるトゥルーフィットネスという巨大なフィットネスクラブを利用していて、施設的には「ここの倍近くあるのでは?」と思えるほど充実していた。そして利用料も、確か1回あたりでみると600円くらいだったので、それと比較してしまうと「さて、どうしたものかな〜」となってしまった。

 一通り施設内を案内してもらうと「ちょっと検討してみます。ありがとうございました。」と彼女にお礼を言い、とりあえずその場を後にした次第である。それで、結果としてはそこを利用することはなかった。やはり、利用料がネックになった。