四方山話

インドシナ半島フィットネス紀行/日記 - タイ

 

「 タイ基本情報 」


 タイには何回か訪れていて、おそらく通算にして5か月近くの滞在になっていると思う。よって、それなりに「タイ」という国の雰囲気は理解しているつもりではいる。私のお気に入りの国で、その理由は「非常に旅行しやすい」というところにある。

 東南アジアの国々では、普通に街中を歩いているだけでもよく声をかけられたりする。まあ、私の個人的な経験によるもので多少誤った認識も含んでいるのかもしれないが、声をかけてくる人の多くは、親切心から声をかけてくるわけではなく、なんとか自分のビジネスに結び付けようとしたり、または「カモにしてやろう!」という場合も多い。それは「東南アジアの国々を旅するうえでは避けて通ることはできない」といっても過言ではない。

 もちろん、「タイではそのようなことが一切ない!」というつもりはないが、他の国々に比べたらかなり少なく、旅をするうえではかなり楽である。もちろん、あくまでも個人的な経験によるものであるが…。さて、以下がタイの主な基本情報となる。

 国 名 :タイ王国 ( The Kingdom of Thailand )

     ※ 立憲君主制国家でASEAN加盟国

 国 旗 :「赤、白、紺の3つの色はそれぞれ国家、仏教、王室を示しており、これらは非公式ではあるがタイのスローガンである。」(ウィキペディア

 首 都 : バンコク(人口:約820万)

 人 口 : 約6,718万人(2014年時点)

 民 族 : タイ族:75%、華人:14%、その他マレー系、インド系など。

 通 貨 : バーツ (BTH)

 

【 歴 史 】

 ベトナム、カンボジアに続いてまたまた苦手な「歴史の時間」となってしまった。能力的に秩序立てた記述がほぼ不可能なため、自分なりに理解できたものから、後から読み返したときに自分が分かりやすいように記述していく。

・元々タイ族は中国華南に住んでいたが、インドシナ半島を南下して現在のタイの位置に定住するようになった。

・タイ族による最初の王朝はスコータイ王朝で、その後はいくつかの変遷をたどる。

   

・タイの近代史の特徴の一つとして以下のことが挙げられると思う。

 周辺諸国の大半が欧米の植民地・保護領であったが、 タイは国土の一部を割譲しただけで

       

ベトナム
 1885年、フランスによる全土の完全支配が完了
カンボジア
 1863年、フランス帝国の保護国となる。
ラオス
 1893年?、フランスの保護国となり仏領インドシナ連邦に編入
ミャンマー
 1886年、イギリスの支配下に置かれる。イギリス領インドに併合されてその1州となる。

 

【 近代史 】

1932
 民主革命/立憲革命 : クーデターが勃発、絶対君主制 ⇒ 立憲君主制
1941

 日泰攻守同盟の結成

 太平洋戦争の勃発を機に日本軍はタイへの進出してタイと同盟関係を結ぶ。タイは枢軸国として戦った。※他方、連合軍と協力する勢力も存在していた。

1945

 第二次世界大戦終結

 タイは1940年以降に獲得した領地を返還することでイギリスとアメリカとの間で講和することが出来、降伏や占領を免れた。

1967
 ASEANに結成時より加盟

 

【 言 語 】

 タイの公用語はタイ語であり、その表記はタイ文字(/シャム文字)と呼ばれる表音文字を用いる。

■ タイ文字 ■

「13世紀にスコータイ王朝の三代目の王ラームカムヘーンクメール文字(インド系文字)を基に作ったといわれている。」(ウィキペディア

「母音を表す文字記号が32(組み合わせて)、子音を表す文字が42あるが、 同じ読み方で違う形の文字が多数あって、タイ語では、それぞれに言葉によって使い方が決まっている。」(引用サイト「世界の文字で遊ぼう」)

 以下は子音字の一部となる。

 

【 経 済 】

 以下は「経済のネタ帳」のデータを参考にして作成したグラフになる。青い棒グラフは実質GDPの伸びを%で表し、オレンジの折れ線グラフは国民一人当たりのGDPの推移を現地の通貨であるバーツで表している。

■ 産 業 ■

「農業は就業者の約40%弱を占めるが,GDPでは12%にとどまる。一方,製造業の就業者は約15%だが,GDPの約34%,輸出額の90%弱を占める。」(外務省のサイトより)

            

〈 自動車産業 〉

 タイは「東洋のデトロイト」と呼ばれるほど自動車およびその関連部品の製造が主要産業の1つとなっている。

 タイに進出している自動車製造メーカー:トヨタ、ホンダ、日産、いすゞ、スズキ、GM、BMWなど。