四方山話

インドシナ半島フィットネス紀行/日記 - タイフィットネス紀行/日記

 

 

さて、どこかにしないと…。


 

 サトーンスクエアに入っているFitness Firstを利用しなかったのは「利用料がネックになった」と記したのだが、もちろんそれは事実である。ただ、よくよく考えてみると、10年前にフィットネス紀行でタイや韓国、そして台湾を訪れたときと比べると、海外において「身体を動かすぞ!」という気持ちが弱くなってきているのも事実かもしれない。

 しかし、日程的には、まだ今回の旅の半分は消化していないので、このまま体を動かさないで旅を終えるというのは「あってはいけない」ことになる。よって、歩いて通えないにしても「どこか探して少しでも身体を動かしておかないと…」という思いは強かった。

 フィットネスクラブを捜すにしても、本来なら「スタジオレッスンがあるところ」を最優先にしてきたわけだが、その時点では「別にいいか〜」くらいな気持ちになっていた。つまり、それほど大きな施設でなくても、筋トレの設備だけある程度整っていて、筋肉だけでもある程度刺激を与えておけば、帰国してから本格的にフィットネスを再開したときに「全然身体を動かしていなかったので辛くし仕方がない」という状況も少しは避けられるのでは、と思った。

 ベトナムやカンボジアあたりでは、街中を歩いているとこじんまりとしたジムがけっこう見かけられたので、「それで構わない」となったのだが、いざ、探す段階になるとこれがなかなか見つからなかった。もしかしたらバンコクでは、通常のフィットネスクラブがかなりの数があり、普通の人がある程度気軽に会員になれるようになっているので、ちょっとした筋トレジムはかなり淘汰されているのかもしれない。

 話はちょっとそれるが、今回、バンコクにはプノンペンから入ったわけだが、この後にミャンマーのヤンゴンに行き再びバンコクに戻ってくる形になる。その時の宿だが、この旅で唯一、出発前に予約を入れないでいる。それは、現在宿泊しているマーヴィンスイートが気に入ればそのまま戻ってきたときも同じ宿にする予定だったし、気に入らなければ別のところを探す予定でいたためである。

 何日かマーヴィンスイートに宿泊して感じたのは、施設的には全く問題ないのだが、ローケーションと言う意味では、はやり「便利」とは言い難い。最寄り駅のスラサックからは少し歩くし、宿の周りの飲食店も選択肢が多いとは言い難い。

 そこで、ヤンゴンから戻ってきたときの宿は別のところに宿泊するつもりでいた。日本人街があるスクンビット通りで探す予定だった。特にスカイトレイン(BTS)のアソークの近くであれば、スカイトレインのみならず地下鉄に乗るにも便利だし、近くにはデパートやスーパーマーケットなどもたくさんあるので、ロケーション的には言うことがない。

 それで、結論から言うと、現在の宿のマーヴィンスイートからはかなり遠くなってしまうのだが、スクンビット通りに行ったときにたまたま見つけた「Fit for Fin」という小さな筋トレジムで10回利用できるチケットを購入した次第である。期間的には2ヶ月間有効なので、ヤンゴンから戻ってきたときにも利用ができるわけだ。

 「テニスコートよりは少し大きいかな?」と思われるくらいの広さのジムになるが、筋トレのマシンは一通り揃っていて、一応、有酸素系のマシンも3台ほど設置されている。決して「設備が整った」と言えるほどではないのだが、 スクンビットの通りに面した建物の1Fに入っているので決して安くはなく、1回の利用は日本円にして約750円となる。