四方山話

インドシナ半島フィットネス紀行/日記 - タイフィットネス紀行/日記

 

 

こんなものを購入した : 財 布


 現在使っている財布がそろそろ寿命を迎えようとしている。「そう簡単に捨ててたまるか!」スピリットを自負はしているが、「そろそろ買い替えてもいいかな〜」という気がしてきた。実は、現在使っている財布は、前回バンコクを訪問した時に購入したものである。つまり、10年間使っていることになる。

 もうどこで購入したかなど覚えていないのだが、チャトゥチャックのウィークエンドマーケットか、道端の露店あたりではないだろうか。一応「Polo」のロゴはついているが、まあ、本物ではないだろう。値段も、うる覚えではあるが、700円前後だったような気がする。

 今回、10年ぶりのバンコク訪問となり、前回もバンコクで購入したこともあり「ちょうどいい機会かな…」ということで、チャトゥチャックのウィークエンドマーケットで新しいものを探した次第である。一応、購入にあたっての条件としては以下となる。

・ 皮革製で丈夫である。

・ 2つ折りでカード類を入れられるスペースが何ヶ所かある。

・ 手ごろな値段である。予算としては1,000円から1,500円ほど。

 マーケットの中を土産物の購入もかねて適当に見て回っていると、丈夫そうな男性用の財布を並べている店舗を発見した。「どれどれ…」と1つを手に取ると、皮革製の2つ折りでしっかりとした作りになっていて「Polo」のマークが付いている。「なかなかいいんじゃないかな〜」と思い店員に値段を尋ねると「2,500バーツです」との返事であった。

 さすがに2,500バーツ(約8,000円)は予算オーバーである。私の場合、ブランドなどは一切気にしないタイプ。せっかくバンコクで購入するのだから、現地でオリジナルで作っているもので十分で、その方が想い出になるような気がするくらいである。

 「ちょっと高すぎるよな〜」と思いながら、手に取った財布をもとの場所に戻すと、「2,000でいいですよ」と言ってきた。もちろん、2,000バーツでも予算オーバーなのでその場を去ろうとすると「ちょっと待って。1,500でいいよ!」とさらに下げてきたが、「No, thank you.」と言ってその場を去った次第である。

 そこまで値段を下げるということは「Polo」というのも怪しいものである。私のチャトゥチャック・ウィークエンドマーケットの印象として「商品の値段表示をしているケースが多いのでは」というのがある。そのような場合、まとめて購入する場合は別だが、通常、値引きはできない。

 逆に、値段表示をしていない場合、それぞれの商品の値段は聞かなければならない。売る方も「ちょっと儲けてやろう!」となり、高値を言ってくるケースがほとんどなので、相手の言い値で買うとバカを見ることになる。よって、そのような場合は、値引き交渉は十分に可能となる。私個人としては、あまり好きではないが…。

 さて、またブラブラを再開すると、30分もしないうちに男性ものの財布を売っている店が目に入って来た。再び値段表示なし。手に取ってみると作りはそこそこしっかりしていて「TOUGH」という文字が刻印されている。値段を尋ねると「450バーツです」とのことだった。日本円で約1,440円となる。

 希望を言うと、もう一回り小さいのが欲しかったが、ものとしてはそこそこ気に入ったので「じゃあ、400でいいでしょ!」というと、あっさりと「ええ、構いませんよ。」との返事が返ってきた。結果的には購入したが、「ちょっと、350くらいに値切っておけばよかったかな〜」という思いが無きにしも非ずであった。

 

・ 旧財布

 「かなりボロボロになってきたな〜」とは思いながらも、今回の旅行がなければまだまだ使っていたと思われる旧財布。かなりくたびれてきてはいるが、別に中に入れたお札やカード類が出てきてしまうことはなかったわけである。

・ 新財布

 チャトゥチャック・ウィークエンドマーケットで購入した財布。最初は、自分たちで作ったオリジナルのものを販売しているのかとも思ったが、ネットで調べてみるとブランドとしてはアマゾンなどでも販売されている。しかし、値段から考えると本物ではないだろう。作りはしっかりしているので、目標使用年数「15年」と設定した。

・ 新旧比較

 10年間使っていたものと新しく買い求めたものを並べてみた。サイズとしては、今まで使っていたものの方がポケットなどにも入れやすく使いやすい。