四方山話

インドシナ半島フィットネス紀行/日記 - ベトナムフィットネス紀行/日記

 

 

2月24日(金): ホーチミン到着


 ・ マニラで乗り継ぎ(transit)

 ・ ホーチミン、タンソンニャット国際空港到着

 

■ マニラで乗り継ぎ(transit) ■

 私の便がマニラのニノイ・アキノ空港に到着したのは現地時間の5時40分(日本時間の6時40分)であった。当初の予定よりも10分遅で羽田を発っているので、おそらくその分が到着時間に影響したぐらいだと思われる。

 実は、到着時間はほとんど気にしていなかった。というのも、マニラで7時間も乗り継ぎの時間があったので、「1〜2時間くらい遅れても別に…」と思っていたからである。 まだ夜も白みかける前で真っ暗であったため、空港のロビーから外を眺めても滑走路の誘導灯と遠方に見える、おそらく住居のものと思われる灯りが確認できるのみであった。

 私の便の乗客は、マニラが最終目的の人たちはそのまま入国手続きをするために「Baggage Claim」と表示された方に向かったが、私のようにマニラの乗り継ぎで他国に行く乗客は、搭乗券とパスポートを簡単にチェックされた後、「無料の朝食券を配るので…」ということで別室で待つように促された。
 さて、その別室だが、広さ的には30畳ほどあっただろうか。ソファーが置かれ、何脚か、完全なフルフラットでではないが、足が伸ばせるような長イスのようなものも置かれていた。もう私が入ったときには先客がかなりいて空いているソファはちらほら程度で、ほとんどの人は数時間も前からいるような感じで睡眠中であった。
 私はてっきり、私と同じようにその待合室にいる人はホーチミンに行くのかとばかり思っていたのだが、他方面の羽田やバンコクに行く人たちも混じっていた。想像するに、フィリピン航空で深夜に到着して再びフィリピン航空を利用して他国へ行く乗客のためのラウンジのような場所だったのだと思う。そのため、サービスで朝食もつけられたに違いない。まあ、フィリピン航空を利用するものとしてはありがたいのだが、1つクレームさせてもらうと、この部屋が冷房が効きすぎて寒いのである。
 私は手荷物のデイパックの中にフリースが入っていたのでよかったが、とても半袖でいられるような場所ではなかった。薄い毛布も配られていたみたいだが、すべての人に行き渡っていたわけではなかった。飛行機もそうだったが、常夏の国に行くときも最低でも長袖のシャツはいつでも着れるように用意しておいたほがよい。暑い国ほど冷房をガンガンに効かせるものである。

・ 機内食

 機内食は2種類用意されていた。記憶もあまり定かではないのだが、「Japanese style pork or Western style chicken?」と聞かれたような気がする。それで、私が選んだのは「Japanese style pork」である。最初は「Japanese style の pork ってなんだう?」と思ったのだが、どうもこの「Japanese style」というのは「ご飯」を言うようである。「Western style」はパンになっていた。もしかしたらデザートあたりも異なるのかもしれないが、そこまで細かくは観察はしなかった。どれも「おいしゅうございました。」

・ バウチャー

 乗り継ぎの待ち時間に渡された朝食の引換券(voucher)。これをもって指定された空港内の売店に向かった。

・ 朝 食

 指定された売店に行くと、朝食はいくつかの中から選ぶことができた。私はサンドイッチとオレンジジュースを選ぶと、「まだ少し余裕があるので…」ということでミネラルウォーターもプラスしてくれた。

・ ニノイ・アキノ空港

 向かって右に見えるブースのようなものは売店で、朝食もそのような売店の1つによって提供された。

 

■ ホーチミン、タンソンニャット国際空港到着 ■

 マニラからの便は、現地時間14時15分、ほぼ予定通りベトナムのホーチミンのタンソンニャット国際空港に到着した。「いや〜、長かったな〜」と思いながら飛行機を降りて入国の審査のブースに向かったのだが、すでに長蛇の列を成していて、審査の順番を待つのに40分ほどかかってしまった。ちょうど日本からの便が到着したみたいで、日本からの観光客はかなり多く、私が並んだ列の私の前の方の人はほぼ全員が日本人であった。
 入国の審査や荷物の検査も「待ち時間」以外は特に問題などはなくスムーズに終えることができた。そして、入国を済ませた後に両替をしたのだが、まあ、当然なのかもしれないが、日本で現地の通貨であるベトナムドン(VTD)に両替したときよりも現地で両替したほうがレートははるかに良かった。空港内のちゃんとした両替所で1万円を両替したのだが、レシートなどは一切もらえず、係員は電卓に両替したときの数字を打って「この額だけど…」と私に見せてきただけであった。
〔今日の教訓〕
 ドルやユーロなどのメジャーな通貨以外は現地で両替せよ!
・日本で1万円をベトナムドンに両替した場合:1万円 ⇒ 167万ドン
・ベトナムで1万円をベトナムドンに両替した場合:1万円 ⇒ 199万ドン
 事前に宿からは「空港からはタクシーで来たほうがよい。料金はだいたい7万ドンから8万5000ドンなので、それ以上は払わないでほしい」とメールで伝えられていた。もちろん、空港でのタクシーの拾い方は事前にインターネットで調べていて、その通りにタクシー乗り場に向かった。東南アジアのどこの空港でもあるように、途中で「タクシー?」と何人かに声をかけられたが、もちろん一切無視。そして、そのタクシーだが、これもインターネットでチェック済みで「VINASUN」または「MAI LINH」のどちらかであればほぼ問題ないという情報を得ていた。タクシー乗り場に着くと、ちょうどVINASUNが停車していたのでそれを利用して宿に向かった次第である。

・ホーチミンへ向かう私が乗ったフィリピン航空の便

 フィリピン航空はフィリピンの (ナショナル・) フラッグ・キャリア (national flag carrier )で、ウィキペディアによると、49都市に就航しているようである。

 ※「(national) flag carrier 」とは一国を代表する航空会社のこと。

・ マニラ-ホーチミン間で出された機内食

 帰国後、撮った写真を見て「マニラからホーチミンに行く便でも機内食があったんだ!」と思ったくらいなので、羽田-マニラ間のように2種類の中から選べたかどうかは忘れてしまった。いずれにしても、どれも「おいしゅうございました。」