四方山話

     

インドシナ半島フィットネス紀行/日記 - ベトナムフィットネス紀行/日記

 

 

サイゴン中央郵便局 / サイゴン大教会


 サイゴン中央郵便局やサイゴン大教会もホーチミンの代表的な観光名所の1つになり、多くの観光客が訪れている。15年前に初めてホーチミンを訪れたときにも見学しているとは思うのだが「もう一度見ておくか!」ということで行ってみた。
 

 

■ サイゴン中央郵便局 ■

 フランスの植民地時代(1886年に建設を開始、1891年に当時のフランス領インドシナの郵便・電信施設として完成)に建設されたもので、当時のコロニアル様式をそのまま残している建造物となる。現在も郵便・通信業務を行っており、観光客向けに絵葉書やお土産の販売も行っている。

 まあ、「見学する」と言う意味では数分で「あ〜、だいたいこんな感じなんだ…」となると思うのだが、多くの観光客が行っているように、私も「せっかく来たのだから」ということで絵葉書を2枚ほど購入して日本に出した次。

 旅先で絵葉書を絵葉書など書くことは滅多になく、「もしかしたら初めて海外に行ったとき以来かな〜」などと思いながら書いた。1枚は、去年の夏、長野の別荘でお世話になった大学時代の先輩に(年賀状を頂きっぱなしにしたため)、そしてもう1枚は10年ぶりの海外旅行となり多少なりとも心配している母親にである。

 

・ サイゴン中央郵便局

 建物の前では観光客を目当てに絵葉書などを売る女性たちの姿も見られる。

・ 建物内の風景

 外からでは全く分からなかったが、アーチ状の形式が非常に特徴的である。まあ、撮った写真を見て気が付いたのだが…。中央の入り口を入ってすぐのところから撮影。

・ 売 店

 主に観光客向けに絵葉書や切手を売っている売店。私も絵葉書を2枚ほど購入。

■ サイゴン大教会 ■

 サイゴン中央郵便局と同様に、フランスの植民地時代に建設されたものとなる。「聖マリア大聖堂」とも呼ばれているようだ。おそらく15年前に初めてホーチミンに来た時も訪れていると思うのだが、全く記憶に残っていない。中に入ることもできるが、宗教心がなく建築様式に興味がない私にしてみれば「ふ〜ん」くらいの感じで、見学するのに1分もかからなかった。

・ 建物正面

 まあ、正直言うと、サイゴン中央郵便局に近いから「ついでに」ということで訪れた次第。中の薄暗く、私にとって興味を引くようなものはほとんどなかったのだが、けっこう見学している人は多かった。

■ オアシス ■

 サイゴン中央郵便局のすぐ横の道になるのだが、観光で少し疲れた体を休めるにはうってつけの場所となる。意図的だと思うのだが、道の両側には本屋さんが並んでいる。カフェもあるが、カフェでも本を販売している。

 ご覧のように、バイクや車などの通行を規制しているので非常に静かだし、木陰で日差しを避けることもでき、ちょっとしたオアシスとなっている。しばらくカフェなどで休憩をしたが、「バイクの騒音から解放されるのはこんなに落ち着けるのか!」と実感した次第である。

・ オシャレなカフェ

 人々は本を読んだり、ボーっと通りを眺めたりして思い思いに過ごしていた。ちょっと調べてみたら、この本屋街は2016年の去年できたばかりのようである。