四方山話

     

インドシナ半島フィットネス紀行/日記 - ベトナムフィットネス紀行/日記

 

 

California Fitness & Yoga : 利用してみて


 

 さて、California Fitness & Yoga のタンビン店を短期間なりに利用した私なりの感想を書いてみたいと思う。

 

■ 筋トレエリア ■

あまりルールは存在しない

 基本的には使い方はなかり自由な気がする。日本のように携帯やスマホの使用を制限することは一切ないので、スマホで会話をしながら筋トレ中などという光景はあっちこっちで見かける。まあ、それはベトナムに限ったことではなく、タイやマレーシアあたりのフィットネスクラブでも同じようなことが言える。

使ったらそのまま…

 ダンベルを使用してトレーニングはしなかったので、その方法はあまり詳しく観察はしていないので何とも言えないが、オリンピックベンチでベンチプレスは行っているので私なりの感想を書いてみたいと思う。

 日本であれば「使用後はプレートは所定の位置に戻してください」ということで、バーから使ったウエイトをすべて外して元あった場所に戻して終えるが、こちらでは基本そのままである。

 つまり、バーには使ったウエイトが差したままになっている。タオルやドリンクが傍らに置いてあれば「まだ使っているんだな〜」と分かるが、そうでない場合、慣れていない私にしてみれば「まだ使っているのか」それとも「もう終えたのか」分からなくて少し困ってしまう場面はあった。もちろん、日本で見られるようなマシンを使い終わった後の汗をぬぐうようなタオルなどは一切見られない。

 

■ スタジオ ■

 California Fitness & Yogaの全ての店舗がそうなのかどうかは分からないが、ここタンビン店では受けたいレッスンがあればフロントでその旨を伝え、整理券をもらわなければならない。この整理券がまた小さく、縦8o、横50oほどである。その整理券はスタジオで回収されるが、回収されないこともけっこうあったりする。

自由そのもの

 スタジオにおけるレッスンの受け方もかなり日本とは異なり自由である。すべてのレッスンについて言えるかどうかは確かではないが、基本的にはレッスン時間が過ぎてもスタジオに入るのは自由で、途中で出てしまう人もいる。まあ、この辺はバンコクあたりでも同じである。

 出入りが自由なのでこんな光景も目にした。ボディパンプを受けていた時のことである。曲ごとに下半身、胸、腕といったパーツごとに行う筋持久力系のエクササイズなわけだが、1曲の長さはおそらく5分前後だと思われる。

 私の斜め前で行っていた男性が、3曲目が終わるとスタジオの外に出て行ってしまったのである。「トイレ、または少し気分でも悪いのかな〜」くらいに思っていたのだが、4曲目が始まってもスタジオにはなかなか戻ってこなかった。「あれ〜、どうしたんだろう?」とスタジオの外に目をやると、何んとスタジオの外で座ってスマホをいじっているのである。そして、4曲目が終わってから再びスタジオに入り、5曲目から「さあ、始めるかっ!」という感じでレッスンを再開したのである。まさに自由そのもの。

動画撮影OK

 スタジオにスマホを持ち込む人は多い、というよりほ「ほとんど」かもしれない。まあ、その辺は日本あたりでもけっこう多くの人が持ち込んでいるはずである。ただ、このフィットネスクラブでは持ち込むだけではない。

 確か、Stomp FXを受けているときだと思ったが、ある男性がレッスン中にスマホを取り出して自分の周りを動画撮影し始めたのである。周りの人は特に気にすることなくレッスンを続けている。さすがに「こんなこともOKなのか!」と驚いてしまった。まあ、ダンスのレッスンあたりでもスマホを壁際に置いて自撮りをしている女の子もいたが…。

 

■ その他 ■

・ 小学生も入会可?

 「施設紹介(その他)」のところでも書いているが、「小学生くらいじゃあないのかな?」と思えるような子もときどき見かけた。さすがに筋トレエリアにはいなかったが、ダンス系のスタジオレッスンを受けている女の子もいた次第である。

 そのような若い子が単独で入会できるのかどうかははなはだ疑問だが、もしかしたら「ファミリー入会制度」みたいなものがあって、「家族であればだれでも利用OK」なんてこともあるのかもしれない。私が会員になっているフィットネスクラブでも、場所によってはキッズスクールみたいなものがあり、水泳やスタジオでダンスなどを受けることができる店舗はあるが、もちろんそれらはキッズ専用のレッスンとなる。通常の会員は、確か高校生からだと思った。

 

 まあ、ベトナムだけに限らずタイやマレーシアのフィットネスクラブはそれほど利用するにあたってのルールは厳しくない。もしかしたら「日本が一番厳しいのでは」と思っているくらいである。まあ、それがいいかどうかはそれぞれが判断すること。とにかく「郷に入っては郷に従え」である。