四方山話

     

インドシナ半島フィットネス紀行/日記 - ベトナムフィットネス紀行/日記

 

 

カンボジアへ


  

 3月8日、9時ちょっと前に12日間お世話になったホアン タン トゥイ ホテル 1 の受付嬢のファンさんに挨拶をしてホテルをチェックアウトし、タクシーでタンソンニャト国際空港へ向かった。私の飛行機の出発時刻は12時20分発なので、その3時間前の9時20分にはチェックインができることになる。チケットを購入したベトナム航空のプノンペン行きのチェックインカウンターは「C」になり、その前で時間が来るまで待つことにした。
 あたりをキョロキョロしているとカフェコーナーがあったのでちょっとのぞいてみた。メニューに「Cafe Americano」とあり、「久しぶりにホットコーヒーが飲みて〜」となって注文したのだが、これが見事に「ハズレ」で美味しくなかった。

 いわゆる、日本で言うようなアメリカンコーヒーは現地の人は飲んでいないので、「無理はない」といえばそうなのかもしれないが、「でも、街中のカフェではなく国際空港だしな〜」という思いが無きにしも非ず。日本円にして270円近く払ったのだが…。
 さて、どこの国でもそうだと思うのだが、空港には飛行機の出発時間やチェックインが可能かどうかを表示しているボードがある。これから出発しようという人は、そのボードを見て「予定よりも10分ほど遅れて出発するようだ」とか「チェックインはAカウンターで、もう始まっているようだ」などの大切な情報を得ることになる。

 私のベトナム航空のプノンペン行きの便は、出発時間は予定通り12時20分となっている。そして、その3時間前には「check in」の文字が表示された。よって、すでにチェックインできるカウンターがあってもよさそうなのだが、それが一向に現れない。 「まあ、そんなにあせる必要もないかっ」とそれから15分ほど待ってみたのだが、チェックインできるカウンターはマレーシア航空などの他の航空会社のものばかりで、依然としてベトナム航空のものはなないのである。
 ちょっと心配になり他のカウンターの職員に聞いてみると「Maybe two hours before…」という答えだったので「ベトナムだから仕方がない…」ということもないのだろうが、カウンター自体は間違っていないようだったので、待つより仕方がなかった。そして、出発の2時間前になってようやくチェックインできるカウンターが現れた次第である。

  自分が乗る飛行機の種類など気にしていなかったのだが、ホーチミンからプノンペンに飛行機で移動する人はそれほど多くないようで、必然的に飛行機自体もそれほど大きなものではない。そして、今回私が利用した飛行機はプロペラ機で、「前回乗ったのはいつだろう?」と思い出せないほどの久しぶりであった。
 私の機はほぼ予定の12時20分には滑走路に向けて動き出したのだが、滑走路手前で離陸を待つ機が3機ほどあり、我機の順番が来るのに20分ほど待たなければならなかった。ただ、離陸自体は順調で、ジェット機に負けないほど加速があるのには少し驚かされた。

 離陸後、タンソンニャット国際を眼下に眺めながら少し旋回するように飛ぶと、我が機は一路カンボジアのプノンペンに向けて高度を徐々に上げていった。

 

・ タンソンニャット国際空港の出発ロビー

 まだ、カンボジアの国際空港は、他の国の大きな空港に比べると発着便数が少ないためか、利用客もそれほど多くないようで「混雑感」はそれほど感じられなかった。

・ ベトナム航空?

 航空券はベトナム航空のものを購入したのだが、機はカンボジア・アンコール航空のものであった。あまり飛行機の機種には詳しくなく興味もないのだが、ちょっと調べてみた。以下の写真のプロペラ機は「ATR 72」という機種のようで、フランスとイタリアの航空機メーカーが合弁事業で興したATR製のターボプロップ双発旅客機とのことである。

・ 定員64〜72名

 座席は、通路を挟んで左右にそれぞれ2席ずつ配置されている。