四方山話

インドシナ半島フィットネス紀行/日記 - プロローグ

 

「 さて最後に宿の予約である:徒歩圏内がベスト! 」


 さて、利用するフィットネスクラブの目安がついたら後は宿を予約するのみである。もちろん料金も大切な判断基準になるが、それと同時に、このフィットネス紀行では「場所」にもこだわっていかなければならない。この「場所」というのは、通常の観光旅行であれば「観光しやすい場所」とか「繁華街」となるところだろうが、私の場合は、とにかく利用するフィットネスクラブの近いところとなる。できれば徒歩圏内がベスト!

 フィットネスクラブの利用は、日本と同じように夜の賑やかな時間にするつもりである。この辺の事情も日本とほぼ変わりないと思われるが、明るいうちに利用する人はどうしても平均年齢が高くなってしまうので、今一つ「活気」には欠ける。夜、仕事帰りに利用する人の方が若い人も多くスタジオレッスンなども賑やかだろうから、参加する私もやはり楽しいわけである。

 つまり、筋トレやスタジオレッスンを受けてチェックアウトするのはおそらく夜の10時から11時ころとなると思われる。フィットネス後で身体も疲れているだろうから、正直、そこから宿までの移動にエネルギーを費やしたくない。理想を言うと歩いて5分以内で着くような距離のところに宿が見つけられるのがベスト。

 過去のフィットネス紀行では、ガイドブックやウエブサイトだけを見て予約を入れて「ハズレ」を引かされ宿を変更したケースが何回かある。よって、実際にフィットネスクラブと宿の位置関係を確かめ、部屋を自分の目で見て納得して決めるのが一番なのかもしれない。しかし、知らない土地で、特に初めて訪れる海外において、現地で自分の足で歩いて一から宿を探すのはかなりのエネルギーが必要となる。よって、日本を発つ前に予約を入れることにした。

     

韓国で利用した「California Wow」のアプクジョン店。韓国と台湾では利用するフィットネスクラブの近くに宿を見つけることができず、電車を利用して宿とフィットネスクラブ間を往復した。確か片道40分近くかかったように記憶している。正直、「しんどい」思いをした。現在ではairbnb「エアビーアンドビー」が両国とも進出しているだろうから、適当なホテルが近くに無かったとしてもその辺の状況は一変しているかもしれない。