四方山話

インドシナ半島フィットネス紀行/日記 - プロローグ

 

「 いろいろと物入りです:カメラ(その2)」


 まあ、動画を中心に撮っていくなら4年ほど前に購入したビデオカメラの「SONY HANDYCAM HDR-CX630」がある。73,000円近く出費して購入している。購入した当時に1ヶ月から1ヶ月半ほど使用しただけで、その後「全く」と言ってよいほど使っていない。もちろん動画だけでなく静止画も撮れ、「画質はどうだろう?」と思って久し振りに収納ボックスからビデオカメラを引っ張り出してみると、カメラ本体に「20.4メガ、静止画記録画素数」というシールが貼ってある。

 「20.4メガ」というと、「Nikon COOLPIX 3100」の7倍近い画質になり、これはもう「高画質」と呼べるレベルになると思う。ただし、お世辞にも「コンパクト」とは言い難い。いかんせん「大きい」のである。購入した当時は「旅行で使う」などとは夢にも思っていなく、確か「薄暗いところでもしっかりと撮れ、ワイド画面に対応している」というのが購入の決め手だったように記憶している。よって、大きさとしては、おそらく標準的なサイズのものであったはずである。

 よって、コンパクトデジカメと比べてしまうと「勝負あり!」となる。とてもポケットに入れて持ち運べるようなものではない。重さも、もちろんアームカールをするには軽すぎて負荷にはならないが、首から下げるには不向き、握りながら持ち運ぶにも「ちょっとな〜」となってしまう。そこで「動画もきれいに撮れるデジカメを買うかっ!」という結論にいたった。

 ソニーのビデオカメラを購入した時はスライディングエクササイズの動画を撮ることが目的であったわけだが、その目的が終わると収納ボックスの中で長い眠りについてしまった。今回も、この旅の目的に合わせて動画もきれいに撮れるパクトなデジカメを買っても、目的が達成されると同じ運命をたどる可能性は十分に考えられた。

 よって、「別に新品でなくても…」と思ってヤフオクで2回ほど入札を試みてみたが、「あと一歩」というところで落札することができなかった。中古カメラの相場ももちろん分からないし、「落札ありき」で高い落札価格をつけるのも悔しい。よって、「オークションで落札するのも、けっこうエネルギーが必要だよな〜」となり、結局「え〜い、面倒くさい。アマゾンだ!」ということになった次第である。