四方山話

インドシナ半島フィットネス紀行/日記 - プロローグ

 

「 いろいろと物入りです:カメラ(その3)」


 相変わらずメーカーにはこだわりはなく、ニコンだろうがキャノンだろうがどこでもよかった。ただ、もちろん「どんなカメラでもOK」とか「安ければ安いほどよい」というものでもなく、私としては以下を購入条件に挙げた。

・ポケットに入るくらいのコンパクト性である。

・動画・静止画とも高画質で撮影が可能である。

 そして、最後に残ったのは値段である。もちろん安いに越したことはないが、上記の2点を考慮して、「1万円代で買えるに越したことはないが、場合によっては2万円を超えても仕方がないか…。ただし、何とか2万5,000円以内には抑えよう。」ということにした。

 全くどのようなものが販売されているかもわからなかったので、グーグルで「動画もきれいに撮れるコンパクトデジカメ」で検索をかけると、「Canon Power Shotがお勧め」と書いているサイトを見つけた。それで、早速、アマゾンで調べてみるとけっこう高い評価を受けていた。値段も23,798円と予算内で、購入条件を満たしていた。しかし、「実際に手に取って確認してみたいな〜」ということになり、立川にあるビッグカメラに出かけてみた。

 さすがにビッグカメラだけあって展示の種類は豊富である。それぞれのメーカーのコーナーが設けられていて、なおかつ高級一眼レフカメラ、ミラーレス一眼、そしてコンパクトデジカメなどのようにカテゴリーごとに分かれていた。

 もちろんキャノンのコンパクトデジカメのコーナーもあったわけだが、目的のカメラは目立つ場所に展示されていたので「え〜と、どれかな?」と探す必要もなかった。「Power Shot」にもいくつかのタイプがあって、サイトで紹介していたのがスリムタイプと呼ばれる「SX620HS」だ。高画質での撮影もさることながら、光学25倍というズーム機能もついている。サイズ的には十分にポケットに入れられるような大きさだったし、重さも「今まで用いていたデジカメよりも若干軽いかも…」くらいな感じはあった。

 ただ、他の種類のカメラなどを見ているうちに、ふと「旅行などで持ち歩いていればきっと落としてしまうこともあるし、それで壊れて使えなくなったら最悪だ!」と少し不安になってしまった。それで「耐衝撃性」を備えたカメラなども見たりしてちょっと迷ったのだが、結局はサイトで紹介されていたカメラをアマゾンにお願いした次第である