四方山話

     

インドシナ半島フィットネス紀行/日記 - プロローグ

 

「 卓 球 (その1)」


  このサイトの「日記」で卓球に関しては何回か書いている。去年(2016年)の10月にアームカールをして右肘を痛め、そしてジャンプ系の多いスタジオレッスンで右膝を痛めてしまい、しばらくその痛みのため思ったように身体を動かすことができない時期がありストレスが溜まる日が続いていた。特に右肘の調子がよくなく、物を引っ張ったし押したりするときに痛みを伴った。その痛みは筋トレで負荷をかけたときに限らず、日常生活でも水の入った洗面器などちょっとした重さでも現れた。

 「右手で押したり引いたりすると痛む」ということは上半身の筋トレは行える種類がかなり限られた。腹筋や背筋のトレーニングでは腕はあまり用いないのでほとんど支障なくできたが、肩のショルダープレスやサイドレイズ、腕のアームカールやトライセプスエクステンションなどは軽い負荷でも痛むので、左手だけを使って行った次第である。

 つまり、同じような種目ばかり毎日行っていたので「いい加減に飽きてきたな〜」状態が続く日々であった。また、スタジオレッスンでも、ヨガの「下向きの犬のポーズ」をとっても痛みが出たくらいだったし、ジャンプ系の動作が伴うものは膝にも負担がかかったので受けられるスタジオレッスンもかなり限られた。

 そんな悶々とする日々を過ごす中で、「ちょっと気分転換に卓球でもするかっ!」となったわけである。私がホームにしているフィットネスクラブは平日の夕方と土曜日の夜の8時10分から9時半までの時間帯を「卓球の時間」として大きい方のスタジオを開放していた。台やラケット、そして球など全てフィットネス側で用意してあったので、だれでも好きに受けることができた。

 私は、何回か土曜日と祭日に利用したことがあるが、2〜3年に1回程度だったので、現在のフィットネスクラブの会員になって10年以上が経つが合計しても4〜5回程度のはずである。たまたま「卓球の時間」としてスタジオを解放していたので気分転換に利用する機会があったが、そうでなければ「卓球をしよう」などという発想は出なかったはずである。