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日記 - 1月

 

1月2日(木) 「特別な日(その1)」

 

 元日というのは特別な日である。毎年、この時期になると、テレビのニュースなどでいろいろな国で新年を迎えている映像を目にし、「元日を祝わない国はないのでは?」と思えるほど、世界の各地で新年を新たな気持ちで迎えている。もちろんニュースというのはその一部しか流さないので、実際にどのように新年を迎えるのかはその国に行かないと分からないのかもしれない。

 もう20年以上前になるが、私は一度だけ新年を海外で迎えたことがある。その時は、半年間かけて国内を自転車で旅をし、それを終えると東南アジアの国々に向かった。(自転車は持っていかなかった)

 まずはフィリピンを1ヶ月くらいかけて回り、次にタイに入った。そして、そこで知り合った人たちから「インドはいいぞ!」とか「ここまで来たらインドに行くべきだ!」などといろいろと聞かされ、もともとは行く予定など全くなかったインドへの往復の航空券を購入した次第である。

 2週間という短い間ではあったが、いくつかの都市を回った。その中の一つにダージリンという町がある。北部にある町で、あの紅茶のダージリンだ。中国、ネパール、そしてブータンの国境に近く、町のはずれからはヒマラヤ山脈の峰々が見渡すことができた。

 インドというと「暑い国」というイメージがあると思うが、ネパールの国境付近まで来ると気温はかなり下がるり、日中でもセーターなしにはいられなく、夜には暖房が必要だ。

 宿泊したのは、もちろん「ホテル」と名の付くようなものではなく安宿でだった。もう宿泊料はいくらだったかなど思えていないのだが、部屋はこぎれいに整理整頓され、ベッドなどもしっかりしていた。確か、部屋には暖房はなかったように記憶しているが、共用スペースには薪ストーブがあり、そこで暖を取ったような記憶がある。

 12月31日の夜だった。宿泊客は5、6名ほどいて、私 以外は全員西洋人であった。みんな暖を取るために共用スペースに集まっていた。誰が言い出したというわけでもないと思うが「ビールでも飲んで新年を迎えよう!」ということになり、近くの商店にビールを買いに出かけた。 おつまみなどはまったくなく、ごく質素に異国の地で新年を迎えた。