フィットネスの勧め 語句解説  

日記 -2016年- 2月

 

2月27日(土) 「 これこそ革命である!(完)」

 

 日本においては、「ディーゼルエンジン」と聞くと、「黒煙」とか「うるさい」などのマイナスイメージが強く自動車への普及は少なかったが、最近では「クリーンディーゼル」などという言葉もよく耳にするようになった。マツダなどは「SKYACTIV」なる燃焼効率がよく排ガスを抑えた環境にやさしいエンジンを開発し、それを前面に押し出して販売を伸ばしている。

 よって、少しずつだがディーゼルエンジンに対する私たちのイメージも変わりつつあるような気がする。「ヨーロッパでは広く普及している」というくらいのイメージはあるのだが、「他の国はどうなのだろう?」とちょっと調べてみると、「ウィキペディア」に以下のような解説が見られる。

「ディーゼル乗用車の普及状況は各国で大きく異なっており、西欧インドでは乗用車の新車登録の半数以上がディーゼル車であるが、中国米国日本などでは数%でしかない。世界の小型・大型、乗用・商用を含めたディーゼル車の約半分が欧州で販売されており、乗用車に限ってみると3分の2が欧州で販売されている。次いでインドが15%で、欧州とインドでディーゼル乗用車の約8割が販売されている。[12]。」

 やっぱりヨーロッパでは広く普及しているようだが、最近では、都市部のディーゼルエンジンの排ガスによる「環境汚染(environmental pollution)」の話もちらほらと耳にする。そして、VWの問題もあるし…。

 しかし、意外だったのが中国である。最近はあまり耳にしないが、少し前までは「大気汚染問題」が毎日のようにニュースで取り上げられていたので、「かなり多いんだろうな〜」くらいにイメージしていたのだが、日本とそれほど変わりないとはちょっと驚きである。

 さて、今までは、重油、灯油、軽油はエマルジョン化ができるのは分かっていたが、ガソリンには技術的に無理だったようである。しかし、今回、このエマルジョン燃料を開発した会社は、なんと「将来的にはガソリンにも応用したい!」と意気込みが激しい。

 もしそのような技術が開発されたら、石油元売りへの打撃は計り知れないかもしれない。いや、もっと突き詰めていくと、石油を産出している国は死活問題(matter of life or death)になるに違いない。「そうしたらOPECなどから破壊工作員が送られてくるかもしれないな〜」などとバカなことを考えている今日この頃である。

 

■ 今週の英単語 ■

1
燃焼効率
combustion efficiency
12
許可
permission
2
違法行為
illegal act
13
中小企業
small and medium-sized enterprise
3
省エネ
evergy saving
14
燃費
fuel consumption
4
比重
specific gravity
15
分離する
separate
5
比重
specific gravity
16
実証実験
demonstration experiment
6
界面活性剤
surfactant
17
税収
tax revenue
7
分子レベル
molecular level
18
赤字国債
deficit-covering bond
8
水で薄める
water down
19
抵抗する
resist
9
検査機関
inspection agency
20
石油製品
petroleum product
10
接着させる
adhere
21
ロビー活動
lobbying
11
除雪作業
snowplow
23