フィットネスの勧め 語句解説  

日記 - 2016年 - 4月

 

4月14日(木) 「 さて、どこにするかな〜?(その3)」

 

 まあ、私の父親と同じくらいの年代の人であれば、もちろん個人差はあるものの、みんな多かれ少なかれ戦時中から戦後にかけて日常必需品(daily necessities)も容易には手に入らない時代を経験をしているはずである。よって、高度成長期で経済が発展して少しずつ「モノ」に満たさせ物質的な豊かさ(material wealth)を享受できるようになっても、辛かった時代の経験を忘れることができないのは当然である。

 だから、昔の人は「もう、こんなもの捨てたらいいのに〜」と思うものでも捨てられずに大切に取っておく人が多い。もちろん、私の父も例外(exception)ではなかった。そして、私の父の場合、その「捨てられない」というのはもちろんなのだが、「まだ使えるのに…」というものがゴミの集積場などに捨てられていると「拾ってきてしまう」というちょっと困ったクセがあったのが非常に厄介だった。