フィットネスの勧め 語句解説  

日記 - 2016年 - 8月

 

8月10日(水) 「 長野県・富士見・第2弾(完)」

 

 さて、今回の訪問の目的である「現地作業」名のだが、主に木の植え替えが中心となった。サイズ的には大した木ではなく、高さは私の肩まであるかないかくらいで重さも1本1`から2`ほどだと思われた。しかし、この作業が難儀した。

 まず、「穴を掘る(dig a hole)」ということが非常に大変だった。その理由は、大小さまざまな石が多く埋まっていてまともにスコップ(spade/shovel)が入っていかなかったからである。よって、ツルハシ(pickaxe)や鋤などありとあらゆるものを駆使しなければならなかった。

 木を植えた理由なのだが、まあ、目的が達成されるにはかなりの時間がかかるだろうが、目隠しのためである。先輩曰はく「道路から家が丸見えなんだ」とのこと。今回植え替えた木で、つつじなどの生垣のように木と木を密集させて向こう側を全く見えなくするというのは困難だが、植えた木がある程度成長すればかなり道路からの視線は感じずに済むかもしれない。

 再び先輩曰く「ただな〜、冬になると周りの草が雪の下に埋もれ、植えた木の葉の部分は埋もれることがないので、その部分を鹿に食われてしまいなかなか成長しないんだよな〜」。富士見での生活は常に鹿の存在を感じながら送らなければならないようである。

 

 最終日の日曜日は作業は全くすることなくのんびりしてしまった。帰りには近くにある富士見高原スキー場に寄り、「やっぱり信州まで来たんだからソバを食わなきゃ!」ということでソバを食べた。もちろん、先輩のおごりだが…。

 まあ、本場のソバなので小麦粉などは用いない交じりっ気のないものだと思うのだが、どうも貧乏生活が長く、ソバと言うと、あらかじめ茹でてあるものをときどきスーパーで買うくらいな私が食べた正直な感想だが…。

 味はけっしてマズくないのだが、噛みごたえが「う〜む、やっぱり本場のものはコシがある」というよりは、口に入れたときにゴワゴワ感が少し気になった。「変にそば粉10割にこだわらず、小麦粉を入れて少し食感を柔らかくするのもアリかな〜」と思ったのも事実である。

 まあ、食生活というのは「慣れ」によるところが大なのだろから、2、3回も食べると「スーパーなどで売っているものは食べられない!」となるのかもしれないが…。また、ユリ根の天ぷらをご馳走してもらったが、これは絶品であった。甘さといい柔らかさといい、とても植物の球根を食べているようには思えなかった。

 さて、「ガンバって汗を流すぞっ!」と意気込んで行ったわりには大したこともできなかったような気がする。また、来月あたり行くようになるかもしれない。おしまい。

(写真:最近は「グラススキー」などというものは流行っていないのかもしれない。やっている人などだれもいなかった。その代り、パラグライダーの体験教室(trial class)を行っていた。風に乗ってうまく飛べるときっと気持ちがいいんだろうな〜)