フィットネスの勧め 語句解説  

日記 - 2016年 - 8月

 

8月31日(水) 「 リオオリンピック・総括(完) 」

 

 最後に、「オリンピックの真の目的」の私なりの持論(pet theory)を展開していきたい。ちょっと独断と偏見かもしれないが…。

 オリンピックは、各競技における最も高い位置にある大会になる。もちろん、各競技で世界大会なるものはあり、それには国を代表して参加するわけだが、同じように「国の代表(representative)」として参加するにしてもオリンピックは格段に上となる。メダルを獲った時の扱われ方がやっぱり違い、オリンピックの場合は「国の英雄」として扱われる。

 そのため体力的にも技術的にも最高潮にあるときに参加することになるわけだが、4大会連続金メダルなどの例外中の例外(exception)は除いて、参加できたとしても1回か2回がいいとこなのではないだろうか。つまり、多くの場合は、その人の競技人生においてある一時期のものとなるはずである。まあ、かなり少数派だとは思うが「もうオリンピックには出れないから「や〜めた!」」となってしまうのであればなんとも悲しいことである。

 そこで、「何のためのオリンピックなのだろう?」と改めて考えたときに、「メダルが〜個獲れた」とか「国別順位が〜位だった」というのも決して無視できないことなのだが、私は各スポーツの魅力(charm/attraction)を伝えることにあるような気がする。

 つまり、各スポーツを通して身体を動かすことの大切さを伝えることであり、それは「生涯スポーツ」の概念を広げることである。ある時のための一時的なものではなく、生涯を通して身体を動かし、健康を維持していくことの大切さを伝えることなのである。「スポーツ」などと言うとちょっと大げさで、何か特定の競技を指すような響きがないでもないが、決してそのようなものではなく、ちょっとした「ウォーキング」などでも十分なわけだ。つまり、身体を動かすことの大切さなのである。

 人生、やっぱり健康でないとつまらない!ちょっとくらいお金がなくても(全然ないのはちょっと問題だが…)健康であればそれなりに楽しむことはいくらでもできる。逆に、いくら裕福でも、健康でなければ行動は制限されつまらなくなってしまう。そこで、ここで改めて私の座右の銘を声を大にして言おう「人生、一生運動、一生勉強」なのである。

 さて、東京オリンピックまであと4年となり、準備しなければならないことは山ほどある。ただ、個人的には「4年後か〜、その時にはどこで何をしているかな〜?」という感じがしないでもない。オレって、自由人だからな…。