フィットネスの勧め 語句解説  

日記 - 2017年 - 4月

 

4月30日(日) 「 もちろん私が悪いのですが…(完)」

 

 帰宅して、デイパックの中からスーパーで購入したものを取り出し、レジでもらったお釣りを出すために右手をポケットに突っ込んだ。レジで1万円札を出して勘定を済ませ、お釣りとしてもらった7,000(5千円札1枚と千円札2枚)は、確かに右ポケットに入れたのだが右手が触るものは鍵のみでお札らしき物体は全くないのである。

 と同時に、ちょっと脳の血流量が減り気が少し遠くなりながらも「あの、スーパーの駐車場で強風にあおられて右に左に舞っていたお札の1枚は1万円札ではなく、5千円札だったんだ!」と確信した。つまり、スーパーの駐車場で強風にあおられて舞っていた3枚のお札は私がレジでもらったお釣りであったのである。駐輪場に停めた自転車のワイヤーキーを外そうとズボンの右ポケットから鍵を取り出すときに落としてしまったわけだ。よって、一瞬

 と思おうとしたのだが、それであの初老の男性の反応に合点がいった。自分では「えっ、私が落としたの?」と思いながらも、近くにいた男性から「はい、あなたが落としたお札」と手渡されたので、「そう言うのであれば、私が落としたのかな〜」くらいに思ったに違いない。

 もちろん、最大の原因は私にある。ワイヤーキーの鍵とスーパーでの買い物のお釣りをいつも一緒に右のポケットに入れておいたことがそもそもまずかった。しかし、最初に男性が「あっ、お札が飛んだ!」と大きな声を上げた時に「私のお札ではないか?」などとは一切思わなかった。だって、近くに財布を片手に持った初老の男性がいたのだから…。タイミングも少し悪かったのかもしれない。いずれにしても、「しばらく食費を切り詰めないと…」と思っている今日この頃ではある。