フィットネスの勧め 語句解説

日記 - 2018年 - 12月

 

12月19日(水) 「 早期の段階で強制治療せよ! ( 完 ) 」

 

 札幌で起きたビルの爆発事故、過去に地元の消防署がビルの所有者および入っている店舗に防火対策の不備を12回も指導していたということを聞いて、もう10年以上も前のことになると思われるが、ある産廃業者の不法投棄のことを思い出した。

 場所は、え〜と、記憶もかなり曖昧なのだが、愛知とか神戸とか関西方面のとある府県のことだったと思う。ある産廃業者が公有地である山林に不法投棄を繰り返し、最終的には行政(administration?) が出て不法投棄 (illegal dumping) された現場の復帰作業をした形になった。

 そして、行政側の担当者が記者会見で「私たちはこの産廃業者にはもう115回も文書で警告をしてきたんです!」と言ったのである。( 回数に関しては正確な数字ではないかもしれないが、100回以上であったことは鮮明に覚えている。)私はそれを聞いて呆れてしまった。

 行政側としては「 何回も警告をして、やることはやってきました!」と言いたかったのだろうが、そんなものは単なる言い訳 (excuse) に過ぎず「115回という数字にどのような意味があるのだろう?」と思わざるを得なかった。つまり、20回も50回も100回も全く同じで、3回警告をして何も変わらなければすぐに対処すべきであったはずだ。非常にお役所感覚が前面に出ていた出来事であった。

 最終的には公費 (public expense)、つまり税金で不法投棄された現場の処理を行ったはずである。おそらく億単位で費用が掛かったに違いない。いくら「 今回かかった処分費用は産廃業者に請求します。」と言っても、そのような金額が産廃業者に支払えるわけがなく、会社が倒産して結局は県民や国民の負担となってしまうのがおちである。とにかく、傷口 (wound) は早めに治療するに越したことはない。放っておけばどんどん広がり治療するのにも多くの痛みを伴うことになる。つまり「 早期の段階で強制治療せよ! 」と声を大にして言いたい。

 さて、今回の件だが、早い段階で消防署側の指導が行き届いていたら爆発事故を防げたかどうかはよく分からない。ここにきて不動産会社側の表に出したくない問題がいろいろと取り沙汰されている。世の中いろいろだ。

 

■ 今日の1枚 ■

 今までズボンなどにマジックテープを縫い付けたことが何回かあり、そのことはこの日記でも記している。マジックテープ自体が硬いし、ズボンの生地も厚いので手縫いは難儀する。最近、また「 ポケットにマジックテープがついていると便利かな… 」と思って、まずはクモの巣テープを使ってアイロンで圧着してみた。しかし、冬用のズボンで生地も厚くなかなかうまくつけることができなかった。

 いつも通り「後は手縫いでカバーするかっ!」と一瞬思ったが、「ちょっと木工用のボンドを使ってみたらどうだろう…」というアイデアが閃き、早速使用してみた。するとけっこういい具合にくっついてくれたのである。まあ、耐久性は「?」だが、剥がれてきたら手縫いをすればよいわけである。よって、しばらく様子を見ようと思っている。