フィットネスの勧め 語句解説

日記 - 2018年 - 12月

 

12月6日(木) 「 はい、100%親の責任です!(その5) 」

 

 以前( たしか4〜5ヶ月ほど前のことだと思われる )、テレ東の「 未来世紀ジパング 」で歯の最新治療に関してレポートした回があった。山形に「治療しない歯科医」と呼ばれる歯科医院があるようで、そこが東京に進出したということで、番組で実際に取材をしていた映像を流していた。

 「 治療しない歯科医 」というのは、過去に何回か見聞きしたことがあり、最初は「 治療をしない、って一体どういうことなのだろう?虫歯の患者でもそのまま何もしないのだろうか?」とちょっと不思議でならなかった。しかし、「 治療をしない 」というのは「 予防に力を入れる 」とのことであった。よって、虫歯などで受診した場合は、通常のように治療するはずである。

 それで、番組では実際にその東京の診療所に予防目的で受診に訪れた人をレポートしていた。通常は目視で確認して「特に虫歯などはありませんでした。引き続きしっかりとケアしてください」で終わるところだろうが( よって、おそらく保険が適用されるはず )、その医院では通常の目視に加えて色々な検査 (inspection / examination) を行っていた。

 まあ、「いろいろな検査」とは記したが、実は記憶はかなり曖昧で、1つだけはっきりと覚えているものがある。それが唾液 (saliva) の量を図るものであった。一定の時間ガムを噛み、それによって出た唾液の量を図る検査となる。私はそれを見て「こんなことまでするのか?」とちょっと感心してしまった。

 それで、その費用だが、保険が適用されずすべて自費によるものとなる。「15,000円くらいだったかな〜?いや、3万円くらい支払っていただろうか?」とかなり記憶があいまいだが、とにかく「高っ!」という印象がある。

 取材をしたスタッフが実際に検査を受けていた人に、その費用について尋ねると「これで歯の健康がしっかりと保てるのであれば、そんなに高いとは思いませんが…」との返事であった。まあ、生活に余裕がる人なのは間違いない。 

 みんながみんなこのような検査を受けられるわけではないが、虫歯の予防ということであれば、唾液の検査などしなくても目視による確認で十分なはずである。そうすれば保険も適用されるし、費用も数百円で済むはずである。