100円ショップで売っているものを120円で売ったとしても「十分に安い!」はずで、個人的には、少しくらい値上げして売っても「販売個数は変わらないのでは?」と思っている。仮に若干落ちたとしても、100円で売るよりは2割分の値上げがあるので、全体的な利益は上がるに違いない。
ただ、そのようなことを提案したとしても、売る側は「とてもじゃないけど、そんなことは怖くてできない!」という答えが返ってくるだろう。根本には「収入が伸びない」ことに原因がある。では「収入を上げるには何をしたらよいのか?」ということになるが、「とにかく労働生産性を上げないと…」という意見を述べる経済評論家 (economic critic) は多い。
また、最近知ったのだが、ドイツなどでは小売業などの営業時間が法で厳しく規制されているようである。日本のコンビニのように「年中無休、しかも24時間営業」などというのはあり得ない。また、小売業に限らず、一般の会社での就労時間 (working hours) にもかなり厳しい上限(upper limit)が決められていて、違反をすれば厳しく罰せられるとのことだ。つまり、国が働きすぎないように厳しく規制しているわけである。
超高齢化社会 (aging society)、労働人口の減少、多額の国の借金など、我々が抱えている問題は多い。「なんとかしないと、ニッポン!」という今日この頃である。