フィットネスの勧め 語句解説

日記 - 2019年 - 1月

 

1月2日(土) 「 やべー、やっちまった!(その6) 」

 

 2度目の屋外退避をして目の痛みや咳もかなり落ち着いてきたので、恐る恐る (gingerly) 部屋の中に入った分けである。まず、行わなければならなかったのが、洗濯を終えて部屋の隅に畳んでいた衣服を洗濯機がある1階に全て下した。もちろん、それらの洗濯物に直接スプレーはしていないのだが、そうせざるを得なかった。

 次に、洗濯可能なシーツなども全て洗濯機のある1階へ移し、洗濯ができない布団や毛布などはベランダに干した。それから、フロア全てに掃除機をかけた後に雑巾掛けをした。デスクの上なども、1度に全てのものを移動させるのはできなかったが、動かせられるものは全て動かして「 掃除機 ⇒ 雑巾掛け 」の作業をした。

 そして、「とりあえず」にはなるが、応急処置 (emergency measures) なりにもできるところの作業を終えると、ときどき (cough) やクシャミ (sneeze) 、そして目に刺激は感じたものの部屋の中の環境はかなり落ち着いてきた。そうこうしているうちに、フィットネスに行く時間が来たので、部屋を出て洗面所に向かい、いつものようにコンタクトを目に装着しようとしたのだが、コンタクトが角膜 (cornea) に触れた瞬間に激痛 (acute pain) が走り、目が真っ赤になった。

 コンタクトが置いてある洗面所は熊除けスプレーを誤射してしまった私の部屋とは全く別空間であり、もちろんコンタクトに触れる前には手を石鹸で洗っている。それなのに、コンタクトを装着するときに、手についていたものなのか、それとも来ていた衣服に付着していたものか、はたまた髪の毛についていたものなのかは分からないが、スプレーの内容物であるカプサイシンがコンタクトに付着してしまったようである。

 とても「え〜い、我慢、我慢!」とそのまま装着し続けることはできなかったので、すぐに外さざるを得なかった。そして「仕方がない…」と新しいコンタクトを用意した。もう一度石鹸とブラシを使って手を丁寧に洗って、真新しいコンタクトのケースからコンタクトを取り出した。再び目に装着しようとしたが、1回目と同じように激痛が走ったのである。これには「これでもダメか!」と首をかしげてしまうしかなかった。仕方がないので、その日は眼鏡でフィットネスに向かった次第である。