半年も持たず綻びが出てしまった屋内履きのサンダルを補修するために「何か当てるのにいいのがないかな〜」といろいろなところを物色していると両面テープ (double sided tape) が出てきた。家を新築するために旧家を引っ越しするときに目にして以来なので、2年半以上は目にしていなかったもの。もうその存在もすっかり忘れていた。ただ、この両面テープ、けっこう印象に残って (impressive) いる。
旧家ではテーブル式のコタツを所有していて、天板と脚を留めるのにこの両面テープを用いたのだが、この接着力 (adhesive force) が半端ないほど強力。数年前のある日、その両面テープで固定した天板と脚を外そうとしたら、これがびくともしないのである。顔を真っ赤にして引っ張って外そうとしても1oたりとも動かなかった。
そこで思いついたのが熱する方法。接着部 (adhesive joint) を少しずつヘヤドライヤーで熱していくと粘着力が緩んできたので、それをカッターを用いて少しずつ切っていった。まあ、最終的には天板と脚をはずことはできたのだが、えらく難儀した印象がある。
そこで「 今回は縫うのは手間だから、このテープを使ってみるか… 」となった次第である。もちろん避けた部分をつなぎ合わせるだけならば「両面」である必要はないが、片面にビニールなどを貼ればより接着力は強化されることになる。「 なんとか1年くらいはこれで持ってくれないかな〜 」と思っているわけである。
・テープで補修したサンダル
両面テープの片面には幅の広い透明なテープを貼り付けた。元々ついていた白いシールを剥がさずにそのままにしておいても良かったのだが、いずれは取れてしまってあっちこっちにベトベトとくっついてしまうのは目に見えている。