フィットネスの勧め 語句解説

日記 - 2019年 - 1月

 

1月5日(土) 「 やっぱり安全第一 ( 完 ) 」

 

 トレッドミルを使用したことがある人がみんなその存在に気付いているかどうかは分からないが、フィットネスクラブに設置してあるような大型のものには「必ず」と言ってよいほど転倒した時のための安全装置 (safety device) が付いている。

 メーカーによって若干の違いはあっても構造 (structure) はほぼ同じで、装置の一端がクリップ式になっているので、それを自分のウエアに付ける形になる。転倒時には、クリップ式の反対の端( 弱いマグネットでマシンと接合されている )が外れてローラーが2秒から3秒ほどかけて停止する形になる。 私はトレッドミルを使用するときは「必ず」この安全装置は使用するようにしている。クリップを自分のウエアに付けたからと言ってエクササイズに邪魔になるようなことは一切ない。

 ⇒ 安全装置イメージ写真

 ただ、この安全装置を使用している人を見かけたことはほとんどない。この女性の転倒事件があった後、1度「何人くらいの人が使っているだろう?」と確認したことがあるが、10人くらいトレッドミルを使用者の中で安全装置のクリップを自分のウエアに点けている人は皆無であった。

 個人的には「 なんでみんな使わないのだろう?」と不思議でならない。おそらく、その理由は「 私、こけたことがないので… 」と思っている人がほとんどなのではないだろうか?つまり、「私は大丈夫」という発想だ。

 ただ、トレッドミルを使用中に転倒してしまった人を見たのは今回が初めてではなく、過去にいく度となくある。大けがをすることはまれなのだろうが、回転するローラーで顔を擦り、顔に擦り傷 (scratch) ができた女性を見たこともある。

 また、完全転倒までにはいかないまでも、足がつまづいてこけそうになり、おもわずマシンから飛び降りてしまう例はけっこう頻繁に目撃する。昨今はスマホをいじりながら走る人も多く、注意 (attention) が散漫になるのでなおさらである。

 今まで大丈夫だったからこれからも大丈夫とは限らない。ちょっとした日常の危険を排除していくことが大きな危険の回避 (avoidance) につながっていく。まだまだ未熟者 (green hand?) の私であるが、これからもコツコツと修行を積んでいこうと考えている。「安心・安全」があってこそ人生が楽しめるわけだから…。