フィットネスの勧め 語句解説

日記 - 2019年 - 2月

 

2月10日(日) 「 全く理解ができなかったのでちょっと調べてみた 」

 

 おそらく去年の末あたりのことだと思う。初めてバンクシー(Banksy)という名前を聞いたのは…。記憶違いでなければ(as far as I remember)、朝日新聞あたりに「 日本でもバンクシーの作品が見つかる?」のようなタイトルで記事が書かれていたはずである。

 たしか都所有の建造物か何かに描かれていたようで、記事の中には「 都の方も保存する (preserve) かどうか検討に入っている 」というような文章が見受けられたような気がしている。その記事を最後まで読んだかどうかは定かではないのだが、いずれにしても「 けっ、有名な人が描いたのかどうか知らないが、落書きごときに何を大騒ぎしているんだ!」と正直思った。

 また、最近でも「千葉で見つかり、保存する方向で検討している」というような記事があり、「 不思議な世の中になったものだ!」とつくづく思った次第である。そこで、ちょっとバンクシーについて調べてみた。( 参考 : ウィキペディア

 ・ どんな人物なのか?

 「 イギリスロンドンを中心に活動する覆面芸術家。大作を短時間で描くことから、複数人によるグループ説もある。」

 ・ どんな作品なのか?

 「 社会風刺グラフィティアート、ストリートアートを世界各地にゲリラ的に描くという手法を取る。」

 ・ 有名になったきっかけは?

 「 2005年、自作を世界各国の有名美術館の人気のない部屋に無断で展示し、しばらくの間誰にも気づかれないまま

   展示され続けたことが話題となった。」

 「 自作を有名美術館の人気のない部屋に無断で展示する 」というのはなかなかいいアイデアである。ただだ、公共および私有問わず、建造物などに落書きをするというのはこれは犯罪以外の何ものでもない。

 「 刑法 第261条(器物損壊等)→3年以下の懲役又は30万円以下の罰金若しくは科料 」

 本人が描いたかどうかも分からないわけだし、仮に本人が描いたとしても「 保存を検討している 」という方向に向かえば落書き (graffiti) を容認する (admit) 形になる。

 まあ、バンクシーの魅力は「これは落書きなのでけしからん!」とか「素晴らしいアートだ!」と議論を呼ぶ (controversal) ところにあるのかもしれない…。

 

  ⇒ バンクシーのグラフィットアート作品20選