フィットネスの勧め 語句解説

日記 - 2019年 - 2月

 

2月25日(月) 「 さよなら、ジャパネットたかた(完) 」

 

 ジャパネットたかたの通販を利用する人の多くは、普段インターネットなどは利用しない高齢者が中心のはずである。 つまり、「 どれどれネット通販だといくらくらいで売られているだろうか?」とチェックなどはしない人たちである。

 聞折り込みチラシやテレビの通販番組などで広告宣伝費をかなりかけているジャパネットたかたである。( まあ、実際にいくらくらいかけているのかは分からないが… )注文も電話受付がかなりの割合を占めるはず。その対応にあたるオペレーターもそろえなければならず、売り上げに占める人件費 (labor cost) の割合もかなり大きいに違いない。正直、「 このビジネスモデル、いつまで続くだろう…?」という気がしないでもない。

 これからネット通販にウエイトを移すにしても「 時すでに遅し 」感は否めない。唯一の望みとして「プライベートブランド(PB)で勝負か!?」という気がしないでもないが、まあ、これからPBに注力したとしても、そう簡単に品数 (number of goods) を増やせるものではない。

 家に居ながらにして簡単に物の値段が比べられるようになってきている現在、ジャパネットたかたのような新聞の折り込みチラシやテレビショッピングなどを通じて物を販売するビジネスモデルの「先細り」は必至である。10年後生き残っているだろうか?それとも「さよなら、ジャパネットたかたの」となっていまっているだろうか?

 P.S. 個人的には他の通販会社 (mail order company) である(株)カタログハウスが発行している「通販生活」も何回か利用したことがある。「この商品は「通販生活」でしか購入できません」と表示してある商品もちらほらと見られる。

 たしか、先月だったと思うのだが、たまたま新聞にチラシが入っていたので何気なく見てみた。ある商品などは「 この商品はアマゾンからでも購入できます。 」と表示されていた。いろいろと対策 (measures) に迫られているようである。