フィットネスの勧め 語句解説

日記 - 2019年 - 2月

 

2月9日(土) 「 やっぱり捨てられない!(完) 」

 

 新しいゴーグルを購入したのだからもう使えなくなってしまった古いゴーグルは必要ないわけなのだが、ここが貧乏性 (destined to poverty?) たるゆえんで「やっぱり捨てられない!」のである。もちろん、壊れた状態で取っておいたとしてもただのゴミなので、「ダメもとで修理してみるか!?」となった次第。まあ、失敗しても捨てればいいので非常に気は楽だ。

 プラスチックの補修 (repair) は何回かやったことがあり、もちろん「得意」などとは決して言えないが、ある程度のノウハウはあるつもりだ。ポイントは

 ということ。

 プラスチック専用の接着剤 (adhesive (agent)) なども売ってはいるが、個人的には使用したことがない。他の素材用の接着剤に比べれば接着力はかなりあるのだろうが、まあ、いずれは取れてしまうだろう。

また、他のプラスチックを熱で溶かして欠損した部分に入れたとしても、最初のうちは良いが、振動などが加われば元のプラスチックと溶かして入れたプラスチックが少しずつ分離していずれは取れてしまう結果となる。それは経験済みだ。

 ここで言う「分子間結合」とは、元のプラスチックと修繕に用いるプラスチックの両方を熱して溶かして分子 (molecular) と分子を一体化 (unification) させてやることである。そうすれば破損前と変わらないような強度を得ることができる。その際非常に便利なのがハンダゴテ (soldering iron) となる。

 

・まずは別の白いプラスチックを用いて熱しながら破損した部分に乗せた。次に元々のプラスチックも溶かして乗せたプラスチックと分子間結合させる。

・次に柄?の部分を取り付けて、さらにプラスチックを溶かして透明な風防に当たる部分と一部一体化させる。

 ・そして、「とどめ」としてネジを熱して2本ほどぶち込んでやった!

 ・まあ、見栄えはあまり良くないが、「 元の強度 (strength) とそれほど変わらないのでは? 」と思いたくなるほど頑丈に仕上がった。今では、新たに購入したゴーグルをお出かけ用、修繕した方を室内作業用として使い分けている。ああだこうだと工夫しながら、物を大切にしていくのは悪いことではない。痴呆 (dementia) の予防にはもってこいだ!