・ふと、1ダース800円くらいで売られている軍手 (cotton work gloves) を見て思ってしまった。「こんな普通の軍手ではつまらない!そうだ、世界最強の軍手を作ろう!」と…。
・まず、関節(joint)と手の甲 (back of the hand) にマジック (felt tip pen) で印をつけ、その次にコーキング剤 (caulking compound) を塗布して衝撃緩衝材 (shock absorbing material) とした。
・次に関節および甲の部分をある程度の衝撃に耐えうるようにしなければならない。最初はプラスチック片を当て、それをはんだごて (soldering iron) を使って縁を溶かして軍手を接着させてみたが、これがなかなか厄介な作業である。よって、以前購入したポリカプロラクトンを使用した。
柔らかくしたポリカプロラクトンをただ塗布したコーキング剤に乗せるだけでは接着性 (adhesive property) はほとんどないのですぐに取れてしまう。よって、覆い被せるようにのせていかなければならない。そうすれば柔らかくなったポリカプロラクトンが軍手の織り目に入り込んだり、織り目に入り込まなくても軍手の表面からは細かな綿の線維が飛び出しているので、そこに付着すればそこそこの接着性は確保することができる。
・まあ、このままでは軍手とプラスチックの接着性は確固たるものではない。よって、「え〜い、この上からコーキング剤を塗ったくってやる!」となってしまった。
ゴワゴワ感は否めないが、かなり頑丈な軍手になり「世界最強なのでは?!」などと思っている。硬いものをパンチしても痛くも痒くもないないし、トンカチで関節部分を叩いても全く問題ない。正直、普段使いには厳しいが(モノはちょっと握りづらいし、「恥ずかしい」感は否定できない)、山で熊と遭遇したらこれで戦ってやろうと思っている。なんだったら、Xマンに出てくるキャラクターのように、刃を3本取り付けてもいい。
えっ?「相変わらずバカなことをやってますね?!」だって?それは自分でも十分に承知しているので
放っておいてください!